どうしても愛犬と一緒にバスに乗りたいと考えたその女。しかし公共のルールを守ろうとはしなかった。なんと犬にベビー服を着せ、“人間の赤ちゃん”と偽装してバスに乗り込もうとした女が中国にいた。

この画像は『gbtimes.com』のスクリーンショット。元は『騰訊（Tencent）』が伝えた中国・河南省のバス停で撮影された映像である。クリーム色のカバーオールに包まれた“小さな赤ちゃん”を抱っこしてバスに乗ろうとしている髪の長い若い女。なかなかの美人であると同時にずる賢い性分でもあったようだ。

女は何食わぬ顔でバスに乗り込むと、運転手が彼女のために座席を確保した。運転手が赤ちゃんをあやそうとベビー服のフード越しにその顔を覗き込んだところ仰天した。それは赤ちゃんではなく犬だったのだ。しかし運転手は冷静に「公共交通機関であるバスに犬を乗せることは禁じられています。19,000円ほどの罰金が科せられますよ。速やかに降りなさい」と女に降車を促した。

罰金刑は免れた女であったが、この話題は中国のメディア『Iqiyi.com』に提供され、やがて世界中の知るところとなった。狡猾な女の姿だとしてすっかり晒し者になってしまった。

※　画像はgbtimes.comのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）