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writer : ac

【海外発!Breaking News】医科大学で体長1mものネズミを捕獲。「実験に失敗」と噂も(中国)

中国のある医科大学のキャンパスに体長1メートルものネズミが現れ、「何かの実験の失敗ではないのか?」とネット上で大騒ぎになったもよう。英メディア『metro.co.uk』が伝えている。

中国上海から470キロほど南に位置する浙江省温州市の温州医学院で発見されたのは、しっぽも含め体長1メートルのネズミ。屋根の上から渡り廊下までキャンパスを我が物顔で駆け抜ける巨大な生き物に、学生らは騒然となりその姿をネットに次々と投稿した。

その後、網をかけられて御用となったネズミは、その正体を突き止めるために実験室へ運ばれた。そこで親指サイズの前歯と強力な爪が特徴のヌートリアの一種(海狸鼠)と判明したようだ。大学の講師らは、ペットとして飼われていたものがたまたま逃げ出して大学のキャンパスに紛れ込んだのではないかとみている。

中国では、中国アリババが2003年に設立した中国最大のオンラインショッピングサイト「タオバオ」にてネズミの赤ちゃんが900人民元(約1万7000円)で売られている。この種の大きなネズミとなるとペットとして飼われることもあるが、生肉はコレステロールが低く脂肪分も少ない上たんぱく質が豊富なため食用としても購入できるそうだ。また、柔らかく上質な毛皮は貴重でアメリカ、中国、タイ、台湾などで手に入れることができるという。

※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 A.C.)