エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】中川翔子と水木しげるさんのつながり「子孫にまで読ませ続けたい」

水木しげるさんの訃報を受けて中川翔子が幼少期に父親から『ゲゲゲの鬼太郎』を全巻渡されたことや、水木さんと対談した時を振り返った。水木さんの人柄と話に引き込まれて“水木信者”となった漫画家や作家は多いが、しょこたんもそんな1人だ。

中川翔子の父・中川勝彦さんは1962年7月20日に生まれ、1980年代にミュージシャンや俳優、声優となんでもこなすいわゆるマルチタレントとして活躍した。しょこたんが9歳の時に白血病で亡くなっている。彼女が水木しげるさんを偲んで11月30日に『中川翔子@初めてのディナーショー(shoko55mmts)ツイッター』で「幼少の頃、父から、これを読まなきゃ大人になれないぞ、とゲゲゲの鬼太郎を全巻渡された…」と振り返るのは、9歳以前の思い出である。

水木作品はどれも大好きだというしょこたん。2008年にはテレビアニメ化された『墓場鬼太郎』に寝子役の声で特別出演を果たした。その年の8月に水木しげるさんのオフィスを訪れたことを『中川翔子オフィシャルブログ』で綴っている。鬼太郎風のちゃんちゃんこを着て現れた水木さんは、後光がさすようだったという。対談で、人生は有限なので寝る間を惜しんでいろいろやりたいというしょこたんに、水木さんは「寝る時間こそ黄金タイム。寝てる時間にこそマンガのアイデアもうかぶ。寝るから長生きになるんだから」と語った。彼女は「わたしのやってることは長生きと逆なのか」と考えを改めたそうだ。

水木さんの漫画から様々な教訓を学んできた彼女が、2匹のネコが会話する場面を投稿している。「この世は通過するだけのものだから」「あまりきばる必要ないよ」とのセリフに「この言葉すごい」と改めて感じ入っていた。

中川翔子は「わたしも父からゲゲゲの鬼太郎を渡されたように子孫にまで読ませ続けたい」と水木しげるさんの素晴らしさが後世に伝わることを願っている。

※画像は『中川翔子オフィシャルブログ』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)