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【海外発!Breaking News】「寄生虫」が不妊治療の救世主に? 米科学者。

2015年11月23日 13:00 by Joy横手

インターネットで「妊娠」と「寄生虫」を一緒に検索すると、妊娠中に気を付けるべき危険な情報ばかりが飛び込んでくる。しかし寄生虫は諸刃の剣ということか、不妊症に苦悩する女性にとってはそれが救世主になるかもしれないとの論文が発表され、大きな注目を集めている。

「ある種の回虫(英名:roundworm 成熟卵を経口摂取することで最終的には小腸に寄生)を体に取り込んでいると、その女性の“妊娠力”がアップすることがわかりました。不妊の斬新な治療方法、つまり寄生虫を用いた新薬もいずれは登場するかもしれません。」

こんな興味深い報告を米科学誌『サイエンス(Science)』に寄せたのは、カリフォルニア大学サンタバーバラ校のアーロン・ブラックウェル博士とその研究チーム。ボリビアの女性986人について9年にわたり調査した結果、体内に寄生虫がいる女性の体は妊娠しやすい状況にあることが判明した。先住民族Tsimaneでは人口の約70%が寄生虫に感染しており、女性たちは平均9人の子供を出産、中でも感染者は平均よりさらに2人多く子供を産んでいることが分かったという。

世界の全人口の3分の1近くが感染していることを思えば、寄生虫は人類にとってなかなか友好的な存在なのかもしれない。とはいえ、寄生虫といういわば異物が体内にいる状態は妊婦にとって安全なのかと不安になる。これに関しては、「妊娠すると免疫系に変化が起きるのは胎児を異物とみなさないため。妊婦の免疫系は寄生虫ですらも胎児と同様に歓迎するでしょう」と説明された。

ブラックウェル博士は英『BBC』に、「可能性を探りながら今後もたくさんの研究を重ねる必要があります」と語るなど慎重な姿勢を見せた。しかし人工授精や不妊治療の専門家であるシェフィールド大学のアラン・ペイシー博士は、「奇抜な説ですね。女性たちに向かって“寄生虫を体に取り込んでみませんか”とはとても言いたくないです」と語りながらも、それが不妊治療の新たな救世主となり、最終的には新薬として登場することには非常に興味があるもようだ。

だが寄生虫とはいっても、鉤虫(=十二指腸虫 英名:hookworms 幼虫を経口摂取あるいは経皮感染。最終的には小腸に寄生)に感染している女性においては、子供の数が平均より3人少ないことが判明したとのこと。寄生虫と免疫の関係を専門に研究しているリック・マイゼルス博士は、「回虫が女性の妊娠に寄与するとは驚きで、これにより世界の人口が爆発的に増加するなどと思ってしまいがちです。でも鉤虫はまったく逆効果です。じわじわと免疫系を抑制させるためアレルギーが起きなくなるといわれますが、ヒトの体に鉄欠乏性貧血をもたらし、ワクチンを接種しても効果が薄いといった好ましくない影響が出ます」などと解説している。

※ 画像はbbc.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)


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