エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】市川海老蔵、息子のために即行動。歌舞伎座と自宅の往復も気にせず。

歌舞伎俳優・市川海老蔵の長男・堀越勸玄くん(2歳7か月)が1日、歌舞伎座『吉例顔見世大歌舞伎「十一世市川團十郎五十年祭」』で初お目見えした。勸玄くんが舞台に出演するのは、最終日の25日まで続く。毎日決まった時間に楽屋入りするだけでも、3歳に満たない幼児にとっては大変である。「25日間という大波を乗り越えてくれる事を只々祈ります」と海老蔵はブログで、演者としてまた父親としての正直な心境を吐露していた。

初お目見えの舞台では「堀越勸玄にござりまする」と元気よく挨拶した勸玄くんを、横に並ぶ市川海老蔵は温かくも誇らしげに見つめていた。出番寸前まで寝ていた勸玄くんに周囲はハラハラしていたようだが、さすがは名門市川団十郎家の跡取りである。約2千人の観客の前で、見事な歌舞伎座デビューを飾ったのだ。

『ABKAI 市川海老蔵オフィシャルブログ』によると、翌日からも早めに楽屋に入りして睡眠をとったり、最近は慣れてきたのか室内を探検することも多くなってきたらしい。出番が終わると海老蔵の母に遊んでもらったりして、楽しそうにしている写真も公開していた。

しかし7日の『市川海老蔵 ebizoichikawa.ebizoichikawa Instagram』勸玄くんは、母親・小林麻央の膝の上で今にも泣きそうな顔をしている。「今日は帰りたい」とご機嫌斜めの長男を、優しく抱き抱える小林が何やら話しかけているという写真だ。いつもは出番が終わっても楽屋でひとしきり遊んで帰るのだが、この日はそんな気分でなかったらしい。

その後、海老蔵は小林と勸玄くんを先に帰宅させるだけではなく、自分も一緒に長女が待つ自宅に戻ったようだ。すぐに歌舞伎座に戻らなければならなかったが、幼い息子の様子が気がかりだったのだろう。姉と元気に遊んでいる勸玄くんを見て安心すると、急いで家を出たということだ。

もうすぐ3歳とはいえ、まだまだ自由に遊びたい年頃である。また連日大勢の前で舞台に立つことで、心身ともに疲れているだろう。そんな息子のサポートを母親任せにしない海老蔵に、ブログ読者からは「即行動できる海老蔵さん優しいです」などと感心する声が届いていた。

※画像は『市川海老蔵 ebizoichikawa.ebizoichikawa Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 みやび)