2日、羽田空港国際線旅客ターミナル（TIAT）にて『羽田 Sky illumination　誰も見たことのない光　～Timeless Blue～』点灯式が開催された。屋内では世界最大級となるイルミネーションの点灯式にMay J.と小野リサが登壇した。点灯式後はMay J.と小野リサによるライブが行われ、集まった観客は一足早いクリスマス気分を味わいながらイルミネーションが醸し出す幻想的な世界に酔いしれた。

日本の空の玄関“羽田空港国際線旅客ターミナル（TIAT）”は2010年10月に開館し5周年を迎えた。「交通機関であるだけでなく、日本の文化工芸、東京のモダン文化、アニメやキャラクターなど色々な施設や見るものでも楽しめる」とTIATの土井勝二社長は話す。

京都の嵯峨野の竹によって作られたアーチにTIATのカラーであるブルーグリーンのイルミネーションが織り成す世界は何とも幻想的だ。点灯式を終えてMay J.は「凄く綺麗ですね。海外に行く前と帰って来た時にイルミネーションが出迎えてくれると思うと気分が上がる」と興奮気味に話し、小野リサも「とても華やかでキラキラしていて凄くワクワクします」と笑顔で語った。

点灯式後のライブで、小野は心地よいボサノヴァで観客を魅了した。またMay J.は普段からよく使っているというTIATで「まさかこの場所で歌わせてもらえると思わなかった」としみじみ語る。映画『アナと雪の女王』の『Let it Go－English ver.－』を披露、続いて4日発売のディズニー・オフィシャル・アルバム『May J. sings Disney』から“美女と野獣”“星に願いを”を熱唱し、最後は自身が作詞を手掛けた『Sparkle -輝きを信じて-』を透き通る力強い歌声で集まった観客をイルミネーションとディズニーの夢の世界へ誘った。

「イルミネーションが素敵なのでうっとりしながら歌った。操縦士になった気分」と笑顔を見せたMay J.。「空港という場所自体が凄く大好き。（空港に）来るとこれから海外に行くぞというワクワク感が溢れていて行かなくても気分を味わえる」と話す。空港での思い出について話が及ぶと「日本が一番好きなんですよ。海外行く前に最後に必ず日本食、うどんやお蕎麦を食べて行く。麺類が恋しくなってしまうんですよ。帰国時もうどんを食べてから帰ります」と明かした。

イルミネーション開催期間　2015年11月2日（月）から2016年2月14日（日）
点灯時間　16時から25時
（TechinsightJapan編集部　うめ智子）