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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】93歳! 超高齢女性がスカイダイビングに成功(露)

「何事もチャレンジ。遅すぎるということはない」という言葉もあるが、高齢者がそれは元気な昨今はズバリ「何事もチャレンジ。年を取りすぎたということはない」がふさわしいのかもしれない。93歳の超高齢女性がスカイダイビングを成功させて話題を呼んでいる。

ウクライナの南に位置するクリミア半島で93歳にしてスカイダイビングに挑んだのは、ロシア西部のベルゴロドに暮らすマリア・コルタコワさん。第二次世界大戦から戦後70年という今年、ソ連軍の兵士として戦死した兄のエフゲニーさんを追悼する中、意を決してのチャレンジであったという。

ダイビングを成功させたマリアさんは、ロシアのメディア『bel.ru』に「空は信じられないほどの自由に満ちた世界で、私はそこでダンスを踊っているような気分になりました。私は雲に飛び込み、雲と戯れました。こんなにも間近に雲を感じたことはありません」と満面の笑みで語った。自身は医師として軍事病院で働いていたというマリアさん。多くの時間と平和な暮らしを奪われていた戦時中の苦難の日々を振り返るも、彼女は「私の中にその頃に培われたタフな精神とパワーがいまだ生き続けていることを実感します」と語る。94歳の誕生日にはまたダイビングに挑みたいと話し、その次の夢はなんと宇宙旅行だそうだ。

高齢者のスカイダイビング挑戦の話題はこれが初めてではない。2年ほど前にはイギリスで、ジャック・ヘイクさんという当時93歳の男性が先立った愛妻ヴェロニカさんの遺灰を抱きしめ上空3050メートルから飛び降りた。またアメリカでは昨年の「母の日」に、18年前から “人生のバケットリスト”としていたスカイダイビングの経験を子供たちにプレゼントされた80歳の女性がいた。それはマージョリー・ベルさんにとって人生初のダイビング。安心させるために娘ヘレンさんとその夫、孫が一緒に飛び降りてくれたという。

※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)