エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】TOKIO・松岡が“西荻窪のヌシ”安藤久蔵さん(104歳)と対面。貫禄に頭下げる。

TOKIOの松岡昌宏がバラエティ番組『トーキョーライブ22時』で西荻窪の街を散策。その途中で“西荻窪のヌシ”と呼ばれる安藤久蔵さんを訪れた。104歳にして珈琲豆を卸す現役バリバリの存在感に、松岡は終始圧倒される。

アイドルだけど酒とつまみが似合う男、松岡昌宏が8月30日放送の『トーキョーライブ22時』(テレビ東京系)で佐藤仁美、筧利夫、古典酒場編集長・倉嶋紀和子さんらと“西荻窪はしご酒”を楽しんだ。

酒場の世界で仙人的存在の作家・坂崎重盛さんが合流したところで、倉嶋さんからの提案により酒とは関係のないお店へ向かう。『珈琲豆卸売専門店 アロマフレッシュ』というその店には、「安全安心 有害物質を含まないコーヒーを販売してます」と説明があった。

一行が店の入り口前で話しているところに「また、沢山の人で…」と、おしゃれなシャツにハットをかぶりメガネをかけた老紳士が姿を現した。松岡が「ここは何年、おやりになっているんですか?」と尋ねると、「何年かな~85歳から」と言うではないか。「85歳!?」と驚いた松岡は「失礼ですけど…」と年齢を確認する。

老紳士は姿勢もしゃんとしており、江戸っ子なのか言葉もキレがよい。「1911年生まれ」と教えてくれたので、「100歳超えてますよ! 104歳!?」と松岡が素早く返すと「そう、よく知ってるな! いのしし年だ」という。衝撃を受けた松岡は「いのしし! うわー!!」と叫んだ。すると、104歳の紳士は「ただ生きているだけじゃない! 現役でやってんだ!」とさらにまくしたてる。

安藤久蔵さんが、テレビ番組『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)で紹介された時には102歳だった。51歳から登山に熱中してキリマンジャロなど海外の山々にも登った彼は、やがて現地の人々と交流するようになり、コーヒー豆を日本で売ってもらえないかと依頼される。それをきっかけに、西荻窪で珈琲専門店『アロマフレッシュ』を開業した時は85歳だった。そう安藤さんのことが紹介されて驚いたものである。

104歳となってもその時と比べてまったく衰えた様子がない。現在は西荻窪界隈で20店舗以上に豆を卸して回り、自転車に颯爽と乗る姿はまだまだお元気そうだ。

この日、松岡昌宏ら一行の最年長は坂崎重盛さんで「72歳」だ。松岡が「32歳上ですよ!」と改めて驚き、ハイテンションで「先生が生まれた時に、安藤さんは32歳。息子ですよ」とたとえるが、坂崎さんは「息子と言われても」と困ってしまう。

そんなやりとりを見て、安藤さんが「孫よりまだ…ひ孫だね、みんな」とたとえたので、その貫禄に松岡は深々と頭を下げて敬意を表した。

85歳から20年近く珈琲豆を扱っている安藤久蔵さんが入れたコーヒーは格別らしい。「ウチのコーヒーには砂糖は要らない」と入れてもらったホットコーヒーを、松岡昌宏は「あっさりしてる」、坂崎重盛さんも「上品ですね」と堪能していた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)