writer : sekihara

極上シャンパーニュを気軽に楽しむ。期間限定バーが恵比寿ガーデンプレイスに登場。

シャンパーニュの代表的なブランドである『テタンジェ』が楽しめる『TAITTINGER BAR』(テタンジェ バー)が、恵比寿ガーデンプレイス グラススクエア内B1『YEBISU WINE BAR』に期間限定でオープンした。コート・デ・ブラン地区の最高のグラン・クリュで収穫されたシャルドネ種100%から作られる希少な「コント・ド・シャンパーニュ」をはじめ、シャンパーニュ7種を味わう格好の機会だ。

9月9日、『サッポロビール株式会社 テタンジェ社商品ローンチイベント』が『TAITTINGER BAR』で開催された。報道陣にふるまわれたのは、グラスに注がれた「コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン 2006」と「コント・ド・シャンパーニュ ロゼ 2006」。最も希少で限りなく完璧に近いシャンパーニュと称される「コント・ド・シャンパーニュ」は、グラスの中で細かい泡が垂直に上っていく様子が美しく、口に含むと華やかな香りがパッと広がり、口当たりが良く飲みやすい。この『TAITTINGER BAR』では、もちろんボトルでの提供もあるが、グラスで楽しめるのも魅力的だ。グラスであれば一人で訪れてもいろいろな銘柄を味わうことも可能。恵比寿駅からすぐ近く、仕事帰りにふらっと寄って気軽に飲むことができる。

『TAITTINGER BAR』店内の様子

■取扱い銘柄
・コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン 2005 *
・コント・ド・シャンパーニュ ロゼ 2005
・ブリュット ミレジメ 2008
・プレスティージュ ロゼ *
・プレリュード グラン・クリュ
・ノクターン  *
・ブリュット レゼルヴ *
* 印のものはグラスにて提供。その他はボトルのみ。

テタンジェ社・社長、ピエール・エマニュエル・テタンジェ氏

イベントに登場したテタンジェ社・社長のピエール・エマニュエル・テタンジェ氏はまず報道陣の席をまわり、ひとりひとりと温かい笑顔で握手を交わした。そのテタンジェ氏に『テタンジェ』のシャンパーニュについて、インタビューをする機会を得た。

――テタンジェのシャンパーニュの特徴は何でしょうか。
テタンジェ氏:シャンパーニュの主要なブドウの品種は3種類で、そのうちの2種類が赤系のブドウ、残りの1種類がシャルドネと呼ばれる白ブドウですね。テタンジェのシャンパーニュの特徴は、そのシャルドネで作られたシャンパーニュにあると思っています。非常に繊細で軽くてエレガントで、女性にも好まれる仕上がりになっています。

――シャンパーニュをどのようなものと考えていらっしゃいますか。
テタンジェ氏:シャンパーニュを飲むことによってエモーションが非常に活発になるなど幸せが生まれます。“幸せなお酒”、平和を象徴した飲み物という部分を忘れてはいけないと思います。シャンパーニュは国籍で言えばフランスですが、決してフランスだけのものでなく世界中の人たちの幸せのために作られている飲み物です。私も日本で友人たちと一緒にシャンパーニュとともに食事をして幸せな関係を築いています。

『TAITTINGER BAR』で整然と美しく並ぶシャンパングラス

――お薦めの飲み方を教えていだたけますか。
テタンジェ氏:シャンパーニュには“人生のシンボル”という役割もあると思っています。クープ(シャンパンツリーでよく使われるグラス)やフルート(縦に細長いシャンパングラス)で飲むということも大切です。それがシンボルだからです。たとえばカンヌ映画祭と言ったら誰でもレッドカーペットと蝶ネクタイやタキシードを思い出すでしょう。それと同じでシャンパーニュにはクープやフルートで飲むことをお薦めします。

シャンパーニュはシャンパングラスで飲んで欲しいとテタンジェ氏

また今年9月からテタンジェ社は、日本国内での販売についてサッポロビール株式会社と契約。10月中旬から「コント・ド・シャンパーニュ ロゼ 2006」を、11月中旬から『コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン 2006』を販売予定だ。1932年から続く『テタンジェ』ブランドのシャンパーニュが一層身近になりそうだ。ちなみに、「シャンパーニュの丘陵群、家屋群、地下貯蔵庫群」は2015年に世界遺産にも認定されている。

シャンパンタワーにシャンパーニュを注ぐテタンジェ氏とサッポロビール株式会社代表取締役社長・尾賀真城氏

■『TAITTINGER BAR』概要
・オープン期間:2015年9月10日(木)~9月23日(水・祝)<予定>
・通常営業時間:平日17:00~23:00/土日祝日11:00~23:00
・休業日:なし
・所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイス グラススクエアB1
・URL:http://gardenplace.jp

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)