海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】電動モーター付サーフボードがスペインで誕生。人気のほどは?<動画あり>

スペインの『Onean』という企業が開発から約1年という昨年、手元に握りしめたスイッチでスピードや舵をコントロールする電気モーター搭載のサーフボードを本格デビューさせた。高い波が来なくても、パドリングなどしなくても、また川や湖でもスイスイ快適なサーフィンが楽しめると謳われたが…。

その電動モーター付ボードの名は “Carver”。最高速度別に3タイプ用意されており、水上バイクには敵わないものの最速のタイプではなんと時速70kmも出るという。ただしモーター音は意外にも静かで、周囲の視線を気にする必要はないようだ。問題はバッテリーの持続時間。最高速度を出し続けた場合1回の充電で20分が限度だという。

同社はまた、“Manta”という最高時速7kmでクルージングを楽しむことに特化したボードも開発した。こちらのバッテリーは2時間以上持続するという。気になる値段は、“Carver”が日本円にして約47万円、“Manta”が約49万円と一般のサーフボードよりはるかに高い。英メディア『mirror.co.uk』によるウェブアンケートでは興味を示す者が5割強で、「実力派サーファーを気取ってみたところで“電動モーター付”がバレるのでは情けない」と相手にしない人も多いもよう。サーフボードの形をそっくり真似たことが仇となった部分も多いのかもしれない。

こちらは7月に『Onean』が“ONEAN Boards – River jetsurfing 2015”というタイトルでYouTubeに投稿した動画である。夏を楽しめる商品であることは間違いなさそうだ。

※画像はYouTubeのサムネイル。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)