海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】「自然妊娠を望む女性はできれば32歳までに子作りを」とオランダの最新調査結果。

赤ちゃんが欲しいと思ってもすぐに授かるとは限らない。ましてや不妊治療の心身・経済的負担は想像以上だと言われる。もしも自然妊娠で赤ちゃんを授かりたいと考えるのであれば、遅くとも何歳までに子作りをスタートすることが望ましいのか。オランダの専門家が興味深い最新調査結果を『New Scientist』誌に発表した。

女性は自分の母体年齢を真剣に考えているもの。結婚年齢が上がれば、どうしても受胎の力が衰えることを理解している。だが同時に、不妊治療や人工授精に頼ることなく自然妊娠で子供を授かりたいと願うものである。では何歳までに子作りを始めることが理想なのか。オランダ・ロッテルダムにある「エラスムス大学」のDik Habbema教授が、女性58,000人以上を対象とした最新の調査結果を発表して注目を集めている。

■自然妊娠で子供を1人授かる確率
現在41歳…50%
現在37歳…75%
現在32歳…90%

■自然妊娠で子供を2人授かる確率
現在38歳…50%
現在34歳…75%
現在27歳…90%

■自然妊娠で子供を3人授かる確率
現在35歳…50%
現在31歳…75%
現在23歳…90%

以上である。「家族計画」と言えばかつては避妊を中心に考える傾向があったが、結婚平均年齢が上がるとともにその主旨も徐々に異なってきた。不妊治療の経済的、心理的肉体的負担はかなりのものと言われ、年齢的、体力的な焦りを感じることなく自然妊娠で赤ちゃんを授かれば何よりである。たとえば3人の子に恵まれたいと思ったら23歳には子作りをスタートしておくことが理想だが、最も多い「子供は2人」と望む人々に対しては、遅くとも32歳までに子作りを始めることが強く勧められるそうだ。

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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)