中国のある売春元締め組織にこのほど警察の捜査が入り、幹部ら十数名が逮捕された。“処女”の言葉を信じる客に性接待を行っていた少女たちは、“とんでもないモノ”を利用して処女を装っていたようだ。

江蘇州徐州市でこのほど警察に摘発されたある売春元締め組織。市民からの情報によりおとり捜査が行われていたところ、通話・メールアプリのWeChatに“Liu”と名乗る少女から「母が病気で治療費が必要なんです。私の処女を買ってもらえませんか」という連絡が入り、おとり捜査官が約束を取り付けた。待ち合わせ場所に現れた少女は逮捕されたが、少女の供述から売春元締め組織のとんでもないイカサマ行為が明らかになった。

『China News』が伝えているところによれば、この組織は少女たちに処女を装わせるため、膣に“あるモノ”を忍ばせるよう指示していた。あるモノとは、繭玉のようにカットされたスポンジ。そこにはウナギの血液が染み込ませてあった。また組織は、顧客を得るための個人情報を違法に購入しており、1回のサービス料金は2000元から1万元（日本円でおよそ4～20万円）ほど。これにより莫大な利益を上げていたとみられている。

また少女の地元である重慶市では少なくとも10名がその組織に関与していると供述しており、警察の手入れにより早くも8名が取り調べを受けている。また、組織はすでに上海、河南省鄭州市、浙江省杭州市、江蘇省連雲港市にも拡大している可能性があるという。

一方、台湾では処女を装うための“血液ボール”を売春婦たちに販売している婦人科クリニックがあるもようだ。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）