writer : mihorii

人参嫌いにはレモン汁を。食事は野菜→タンパク質の順に。夏休み親子で学ぶ食育講座レポ。

すべての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生きと暮らすことができるようにするためには、何よりも『食』が重要と言われているが近年、偏った栄養摂取や朝食欠食など、子どもの食生活の乱れが問題視されている。『食育』という言葉を最近よく耳にはするが、「一体どんな事をしたら良いのだろう」と疑問に思っている方も多いはず。そんな悩みにこたえるべく、親子で食育について考えるイベント『Toreta!×タニタの親子お料理教室』が20日、都内で開催された。イベントには夏休み中の小学生とその親が参加し、野菜の産地や種類、食べ方のコツを学んだ後、実際に調理をして『食育』を体験した。

同イベントは、ミネラル入りで熱中症対策に適していることなどから日本学校保健会の推薦飲料になっている『Toreta!』(日本コカ・コーラ社)と、家族の健康づくりをサポートするタニタがパートナーを組み、健康なカラダづくりのための『食育』のきっかけづくりとして、親子で楽しく料理体験をしながら、食への関心・知識を深めるために企画された。

料理評論家の服部幸應先生の食育の講演

イベントでは、料理評論家の服部幸應先生の食育講演も行われ、「早寝、早起き、朝ごはん」という三つの基本的な食生活や、家族での食事時間の重要性などの話に、親子参加者達は熱心に耳を傾けていた。

料理教室で一緒に調理する親子

タニタの社員食堂を担当している管理栄養士・荻野菜々子さんからは、タニタ食堂で提供するレシピの秘密や食べ方がアドバイスされた。1食あたりのカロリーをコントロールするために分量をしっかり量ることや、野菜、たんぱく質から順に食すことなどがレクチャーされ、実際に参加者も量りを使って計量してから調理に入った。

さらに子供の嫌いな食べ物上位にランクインするニンジンについては、嫌われる理由の多くが「匂い」であり、レモン汁を少し加えることでニンジン臭さが消え甘くておいしくなる裏ワザを伝授。さらにアスパラについても、食感を残して「マヨネーズで食べる方が多いと思うんですけど、ぜひお醤油で食べてみてください」とすぐに実践したくなるようなアドバイスもあり、ママ達もとても参考になったようだ。

続いて料理教室では、タニタ社員食堂の定食スタイルである、主菜、副菜2品、汁物、ご飯のヘルシーメニュー4品を母子で調理体験。主菜にはチキンのカルボナーラ、副菜には胡瓜のごま油風味、ポテトサラダ、汁物にはミネストローネスープの調理が行われた。調理の工夫として「野菜を大きめに切ることで噛むことができ、満腹感を得ることができるため、食べ過ぎ防止になります」と管理栄養士・荻野さんからアドバイスを受け、チキンを焼く時にはオーブンを利用するほか、マヨネーズもカロリーハーフのものを使うなど、カロリーを抑える油量セーブ法も紹介された。料理教室を体験した親子からは「シャキシャキとした食感がとても美味しかったです」「レシピ通りの分量で作ると美味しかった」などの声が寄せられており、満足度が高かったのが分かる。

レシピはサイト内でも紹介されているので『食育』について話しながら親子で作ってみては如何だろうか。
(TechinsightJapan編集部 みほりー)

人参嫌いにはレモン汁を。食事は野菜→タンパク質の順に。夏休み親子で学ぶ食育講座レポ。
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