25日、都内にて「K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN ～SURVIVAL WARS～」の記者会見が行われ、木村“フィリップ”ミノル選手の対戦相手が発表された。出場選手たちは生き残りをかけた本大会へ意気込みながら火花を散らした。またBSスカパー！で解説を務める関根勤、魔裟斗もゲストとして登壇し、本大会の見どころやK-1への思いを熱く語った。

王者・木村“フィリップ”ミノル選手は、発表があった対戦相手の平本蓮選手に「なめてかかるつもりはないが、もう1回簡単にひねります。格の違いを見せつける。ガンガン噛みついてきて。俺も噛みついてやろうと思う。ヤバい試合をします。3ラウンド追い回してやろうかな？」と余裕の発言をした。

平本選手は当初、木村選手の対戦相手ではなかったこと、1、2番の選手がケガのため3番目の候補として平本選手に白羽の矢が立ったことが明かされた。尊敬している木村選手との対戦について「ビビッと痺れる感覚」「僕を選んでくれて感謝。大きいチャンスがまわってきた。思いっきり噛みついていこうかな」と意気込みをみせた。

芸能界でも随一の格闘技通として有名な関根勤は、2人の熱いやりとりを聞き「ドキドキしますね～。K-1という冠がつくと選手は燃えますね～」と嬉しそうに話す。K-1は「今までの実力、それ以上が出る場でオリンピックや世界大会と同じ。野球でいうと甲子園。（早実）清宮幸太郎が後楽園にやってきたという風に思っていただければ」と述べた。

一方で魔裟斗も「木村選手 VS 平本選手の試合が一番楽しみ」「平本選手が勝てば出世試合になる。挑戦者側が有利。面白い試合になる」とし、「格闘技は自分との戦い。木村選手は自分との戦いを大会当日まで物凄く感じると思う。やっぱり木村だなという試合を楽しみにしている」とプレッシャーをかけた。

記者会見には松倉信太郎選手、和氣光春選手も登壇し、生き残りをかけた試合へ意気込んだ。「K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN ～SURVIVAL WARS～」は9月22日に後楽園ホールで開催される。
（TechinsightJapan編集部　うめ智子）