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writer : eri

【エンタがビタミン♪】西川貴教『イナズマロックフェス』への批判的な声に「はなっからそんなつもりでやってない」

今年で7回目を迎える野外ライブイベント『イナズマロックフェス2015』。T.M.Revolutionの西川貴教が2008年、地元滋賀県の“ふるさと観光大使”に就任した際、「音楽を通じて地元にお返しがしたい」との想いで2009年から毎年開催している。同フェスには西川と交流の深いアーティストがジャンルを問わず出演しているが、この出演者に対する批判的意見に対して西川が自身の考えを明かした。

初開催となった2009年には、BUCK-TICK、UVERworld、LINDBERGといったロック色の強いアーティストの出演が目立っていた『イナズマロックフェス』。回を追うごとに出演アーティストも増え、最近ではももいろクローバーZ、NMB48、私立恵比寿中学、でんぱ組.incなど、アイドルの出演も目立つようになった。同イベントが“ロックフェス”と銘打っていることから、近年の出演者の顔ぶれについて批判的なことをいう人もいるようだ。これらの批判に対し西川貴教は7月10日、『イナズマロック フェス Official YouTube Channel』にて同フェスに対する想いを明かしている。

西川は開催を約2か月後に控え、出演者のラインナップが固まりつつあることを報告した。先日もライブでのアンコールに対する持論を明かすなど、日頃から自身の考えをはっきりと公にする彼が、特別な想いを持って続けている『イナズマロックフェス』に対して寄せられる声について、こう語った。

「“ロック”という言葉が付いているので、来たことがない方とかは特に“何がロックだよ”とか、“思っていたのと違う方向に来ている”とか言う方がいらっしゃると思うんですけど、はなっからそんなつもりでやってなくってですね。」
「今まで、どっちかっていうと日陰になっていた滋賀県という土地を、皆さんが来て頂ける土地に変えていく。そういうマインド的な部分を表している言葉が“ロック”だと思っている。」

西川によると、同フェスのタイトルに“イナズマ”と冠したのも“ロック”という言葉に込めたのと同じ想いからだという。

2009年の同フェス公式サイトには、当時の滋賀県知事であった嘉田由紀子氏が「皆さんといっしょにイベントを作りあげることで、滋賀の地にイナズマを起こし、元気の風を吹かせましょう」とメッセージを寄せている。前知事のこの言葉からも、西川と自治体とが同じ想いで取り組んでいるイベントであることがうかがえる。

出演者の顔ぶれについても、西川は「そのスピリッツにふさわしい方々がラインアップしてくださっていると思っている」との見解を述べていた。

今年は9月19日(土)・20日(日)に開催される『イナズマロックフェス2015』。19日はUVERworld、NMB48、倖田來未、ももいろクローバーZ、藍井エイルらが出演。20日は19日に続いてUVERworldが登場するほか、AKB48、キュウソネコカミ、超特急、BACK-ONとジャンルを問わず個性豊かなアーティストが揃う。もちろん主催者であるT.M.Revolution・西川貴教は、2日間を通じてイベントを盛り上げる。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)