エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】桐谷美玲が撮影現場で山崎賢人についたあだ名明かす。「バンビと呼ばれてました」

桐谷美玲が主演映画『ヒロイン失格』の撮影を振り返り、共演した山崎賢人について「バンビと呼ばれてました」と笑いながら暴露した。彼はなぜ、そのようなあだ名をつけられてしまったのか? また、坂口健太郎が観覧車に1日中乗っていたという驚きのエピソードも明かされたりと、若さ溢れる現場の雰囲気が伝わる会見となった。

『別冊マーガレット』にて連載され、累計140万部を超える幸田もも子さんの人気同名コミックを、桐谷美玲主演で実写映画化した映画『ヒロイン失格』。キャスターとして知的な一面をのぞかせる桐谷が、体をはって恋に暴走するオトメ・松崎はとりを演じる。さらに、連続テレビ小説『まれ』などで目覚ましい活躍を見せて人気上昇中の若手俳優・山崎賢人演じるクールな幼なじみの寺坂利太と、「MEN’S NON-NO」の専属モデル・坂口健太郎が演じる学校イチのモテ男・弘光廣祐の間で揺れる乙女心を、とびきりのコメディと胸キュンシチュエーションで届けるロマンティック・コメディである。6月21日、その完成報告記者会見がお台場ヴィーナスフォート内にある教会広場にて行われた。

西野カナによる主題歌『トリセツ』が流れる予告編が上映され、桐谷美玲、山崎賢人、坂口健太郎がオリジナルの制服姿で登場すると、会場が歓声に包まれた。記者会見ではさらに制服姿の英勉監督も加わり、MCから紹介されると「主題歌を担当した西野カナです」と挨拶して笑わせた。桐谷は劇中で変顔や坊主などまさに体当たりの演技を見せているが、原作のファンでもある彼女は映画のオファーがあった時から変顔の練習を始めており、「監督にも、このシーンはこの顔がやりたい!と言ったりして、めっちゃ練習しましたよ」というほどノリノリだったようだ。監督も「朝撮影の前にやってくれるんですよ。今日はこの顔でって」と思い出し笑いしていた。

制服姿が楽しくて「これでお買い物したりしました」と桐谷美玲

実に楽しそうな撮影現場だが、時期は3月初めでまだ寒かったという。桐谷は「大変だったのは池ポチャのシーンですね」と辛かった体験を明かす。「池に落ちる前に水鉄砲をさんざん浴びた上に、最後は池に落とされるというシーンで、実際に落ちたら体ってこんなに寒さで動かなくなるんだと思いました。あと10秒入っていたら危なかったと思います。一応スタッフさんが事前に池にお湯を入れてくれたんですけど、あの池の水量に対しては1ミリも効果なかったです。思わず“さぶっ”って言ってしまうほど寒かったです。でもいいシーンになりました」と笑いながら話したが、思い出すだけで寒そうだ。

パーカーと制服を着こなす寺坂利太役の山崎賢人

さらに山崎賢人も「歩道橋に座って利太がいいことを言うシーンがあるんですけど、その歩道橋が鉄で出来てて氷の上に座ってるみたい。だんだん足がブルブルしてきちゃってやばかったです」と寒かった経験を明かしたが、桐谷から「ブルブルしてるのを見て、笑いをこらえるのに必死でした。その時からバンビと呼ばれてました」と笑われてしまう。

モテ男・弘光廣祐役、“塩顔男子”の坂口健太郎

坂口健太郎は遊園地で観覧車に乗るシーンが忘れられないという。「すごく久しぶりに乗ったんですけど、何周乗ってたかわからないぐらい乗りました」と振り返ると、監督が「2、30周はしてるね。坂口君ずっと乗りっぱなしで。素直ですよ」と証言。坂口は「1周10分ぐらいで朝の4時、5時までずっと乗りっぱなしでしたね。降りた時は解放された感じがしました」と苦笑していた。

主人公・松崎はとりについて「はとりはものすごくぶっとんでいる子だけど、一途に人を思っている。何をしていても一生懸命なところがかわいいと思っています」という桐谷美玲。「何にたいしても全力で頑張りたいと思うところははとりと似ているかな。出来ることは全部やる姿勢は共通していると思います」と自らと重ねる。

山崎賢人は「はとりは毎日楽しくて友達のようで、かくしていることがない。かわいらしくて一生懸命。すごくいいと思う。好きです。魅力的です」、坂口健太郎も「はとりの100%全力の感じは弘光も、僕自身も持っていない部分だと思う。100%の力を自分のために出してくれる人って魅力的に感じます。逆にはかない感じもして守ってあげたくなる。はとりは大好きです」と絶賛した。

はとりを熱演した桐谷美玲が「笑って、泣けて、キュンとする新しい恋愛映画が出来上がったと思います」とおすすめの自信作。映画『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリー他全国ロードショーとなる。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)