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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】殺虫剤自殺の多い中国、12歳少女が祖母を道連れに。

中国・四川省でこのほど、12歳の少女が祖母を道連れに自殺を図ろうとし、自分ひとりが死亡した。中国では殺虫剤による自殺が頻発しているが、購入した祖母は「孫にせがまれて購入した」と話している。

中国のメディア『中国青年網』などが伝えているところによれば、四川省の江油市で今月3日、露露ちゃん(仮名)という12歳の少女が飲用水のボウルにそれを混ぜて自殺を図った。露露ちゃんは祖母である梁安貞さんの家で育てられており、梁さんが仕事先から戻って水を飲もうとしたところ奇異な味がすることに気付いたという。祖母はすぐに水を吐き出したが、露露ちゃんは飲んでいたことからその後に死亡した。

露露ちゃんの父である王さん(仮名)は5日、その突然の知らせに勤務先の北京から江油市に舞い戻ったが、取材には「妻と私は仕事のため北京におり、娘のことは祖母に預けておりました。娘は内向的な性格で、私は年に一度この春祭り(労働者の日の祝日)の時だけ故郷に戻っています。今回も娘にゆっくりと会えることを楽しみにしていました」と話すなど肩を落としている。

地元警察は現在、露露ちゃんの自殺の動機について調査中であるが、祖母は露露ちゃんに「せがまれて農薬を購入した」と話していること、露露ちゃんの世話を親類に頼んで自分だけが病院に向かったが、親類がその家に到着した際、露露ちゃんはすでに昏睡状態に陥っていたことなど疑問な点も多い。

※ 画像はshanghaiist.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)