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writer : maki

【エンタがビタミン♪】鈴木奈々も驚き。元モデル、笹岡ゆうこ市議の月給に「けっこう大きくないですか!?」

鈴木奈々がお昼のバラエティ『バイキング』の企画で女性議員を直撃訪問した。モデルから武蔵野市議会議員に当選した笹岡ゆうこ議員(29)には「“カワイイ”で集まった票では?」、「議員になると何ができるの?」と鈴木奈々ならではの直球質問を投げたが、その受け答えに感心。まったく何をしているか知らなかった女性議員について興味を持ったようだ。

『バイキング』のレギュラー陣が計算ではなく、根っからの“おバカ”だと言い切る鈴木奈々が、“話題の女性議員を直撃「政治家になって何がしたいのか?」を確かめる”という大胆な企画が、5月22日の『バイキング』(フジテレビ系)で放送された。

さすがに全く知識がないままで訪問しては質問もできないので、まずは事前学習をした鈴木奈々。武蔵野市議会の笹岡ゆうこ議員は、2008年に立教大学を卒業して住友商事に入社。2009年に結婚、2010年に退社して出産する。2012年にはファッション雑誌で専属の読者モデルとなり活躍。2014年に炉端政治塾で学び、2015年に武蔵野市議選に立候補して当選、といった略歴を確認した。

武蔵野市役所を訪れた鈴木は、笹岡議員と対面すると挨拶もそこそこに、「キレイ」「カワイイ」を連発。「めちゃくちゃ可愛いから“カワイイ”で集まった票では?」とズバリ問うと「そういう方は、選挙に行くかどうか分からないから」と冷静に返されて「そうか~」と納得していた。

モデルだった彼女がなぜ政治に関心を持ったのか。笹岡議員には現在、4歳のお子さんがいる。「子どもが生まれると、自然に世の中のこととか、子どもの世代は大丈夫か?など考えるようになり」、行政がどのような取り組みをしているか知るために“炉端政治塾”に通い始める。塾では大人たちが集まって政治や選挙の仕組みを学ぶ。彼女は塾長からのすすめもあって、今年の市議選に立候補したのだ。

今年、武蔵野市議会議員に当選した笹岡ゆうこ議員(画像は『Facebook 笹岡ゆうこ』のスクリーンショット)

鈴木は市議の主な仕事が、市で取り組むことを決める「本会議」や専門的分野に分かれての「委員会」といった会議が中心で、他にも地域の集会や勉強会などイベントにも出席するので土・日もほとんど休みではないことを知る。「やることがありまくり! ウチだったら絶対にやめる! 無理だよー、忙しい!」と衝撃を受けた彼女は「お給料って、どのくらいもらえるんですか?」と気になる月給について質問した。

すると、笹岡議員が「一応、55万円」と答えたので、「けっこう、大きくないですか!?」と叫ぶように驚く鈴木。しかし、笹岡議員によると出ていくものも多く、税金の他に事務所や後援会の維持費、パンフレット、勉強会などの経費は全て自腹だという。最終的に手取りで入ってくるのは55万円からそれらを差し引いたものとなる。

そんな環境で、笹岡ゆうこ議員は「市政と市民の窓口」こそが市議の大切な役割だと考えており、「若い世代が、自分たちの声を反映してくれる人がいたら少しずつ変わるのでは」との思いから活動しており、マニフェストに「食の安全(オーガニック食材の普及)」、「吉祥寺らしさの復興」、「子育てコミュニティ」を掲げる。

笹岡議員の話から得たものが多かったようで、鈴木奈々は「すごく入ってきた!」と政治に興味を持ったようだ。しかし、スタジオで自身のVTRを見ると、「でも、ものすごく忙しそうなので、私には無理!」と口にして周囲を呆れさせた。

※画像1枚目と2枚目は『Facebook 笹岡ゆうこ』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)