エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ムロツヨシと福田雄一監督に“ホモ疑惑”浮上。『明烏』舞台挨拶でぶっちゃけトーク。

映画『明烏』の初日舞台挨拶は主演・菅田将暉の髪型をムロツヨシがいじったことから怒涛のトークタイムに突入した。他の共演者も負けてはいない。新井浩文からムロと福田監督の“ホモ疑惑”が暴露されると、監督が柿澤勇人の○○コ発言の真相に斬り込んだ。

映画『明烏 あけがらす』は、ホストクラブを舞台に借金返済に追い込まれる最下位ホストと、全く頼りにならない仲間たちの12時間を描いた、福田雄一監督によるコメディだ。5月16日より全国公開され、新宿バルト9では主演の菅田将暉をはじめ、福田監督作品に初出演の城田優、吉岡里帆などの若手実力派と“福田組”常連のムロツヨシほか豪華キャストが初日舞台挨拶を行った。

壇上には下手よりムロツヨシ、新井浩文、柿澤勇人、若葉竜也、菅田将暉、城田優、吉岡里帆、松下優也、福田雄一監督が並んだ。

各自から一言ずつ挨拶が終わると、司会が主演の菅田将暉に「初めての福田雄一監督作品の現場はいかがでしたか?」と質問。観客もお目当ての菅田の言葉を心待ちにしたはずだが、「今、そんな髪型なんだね」とムロツヨシが口を挟んで爆笑を買った。すかさず福田監督が「その髪型は役作り?」とトークに加わると話題は髪型へ移り、ムロから「若葉が最近、俺のこと追っかけてきてるのよ。どんどん俺の髪型とか服装に近づいてきてる」といじられて「いや、追いかけてないです」と若葉竜也が慌てる場面もあった。

そんな中、撮影中のエピソードでも話せと催促された菅田将暉が「この空気で何も話せないですよ」と苦笑すれば、話題を脱線させた1人でもある福田監督が「そうなんですよ、絶対難しいんですよ…」とフォローする。ところが、城田優に「ちょっと、そこで司会にダメ出しするのやめてもらってもいいですか?」と突っ込まれてしまった。

“福田組”の舞台挨拶には司会をおかないことにしており、今回の司会も宣伝部の担当で本業ではない。監督によると「毎回、司会者の人に二言しか、しゃべらせないから意味がない。これは雇うお金の無駄だ」と本業の司会者を依頼していないという。

司会不要なトークは止まるところを知らず、ムロが早くから会場に来て本作の上映を観たことを明かすと、「でもでも、新井くんは俺と一緒にムロくんが来ると思って、ドキドキしてたんだって」と監督。話題を振られて新井浩文は「ウチはムロさんが福田監督の作品に出すぎていて、もう2人がホモなんじゃないかと思っていて」と肉体関係を疑っていることを告白して笑いを誘った。

ムロは本作を会場で観て「お客さんと一緒って。すっごいウケんだよ! カッキー(柿澤勇人)のウンコを漏らす(というセリフ)って、すっげーウケんだよ!」と感想を語ると、監督は「マジで? あれアドリブだからね」と嬉しそうに反応。柿澤勇人も「あれ台本になかったセリフですからね。勝手に言いましたから」と笑っていた。

この後、ようやく司会が「(菅田演じる)ナオキがお金を貸してほしいというやりとりで、(城田演じる)アオイをビンタするシーン」に話題を向けたことで、菅田将暉が城田優にアドリブでビンタしたというエピソードが語られた。だが、やがて「残念ながらお時間がきましたので、最後に菅田さんから一言お願いします」と告げられて、「見てのとおり、素敵な大人たちが沢山いまして、素敵な先輩たちに囲まれた作品を皆さんに観ていただいて感謝しています。どんどん宣伝してください。今日はありがとうございました!」と、この日の菅田将暉にとって、おそらく一番長い言葉で舞台挨拶を終えたのである。

映画『明烏 あけがらす』は5月16日(土)全国ロードショー。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)