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writer : maki

【エンタがビタミン♪】ガールズバンド・Silent Siren、結成時の苦悩明かす。「当て振りと言われたことも」

ガールズバンド・Silent Siren(サイサイ)のメンバーがラジオ番組で、結成した当初は「弾いてない、当て振りじゃないか」と言われたことを明かした。彼女たちはその悔しさをバネに奮起して、デビューから2年2か月で念願の武道館公演を実現することになる。

Silent Sirenのベース担当・山内あいな(あいにゃん)とドラムス担当・梅村妃奈子(ひなんちゅ)が、3月8日放送のラジオ番組『YKK AP presents 内田恭子のウチ・ココ ~ウチだけ、ココだけの話』(TOKYO FM)に出演した。

サイサイは今年1月17日に日本武道館公演を行い、9000人の観客を動員して大成功を収めている。メジャーデビューから2年2か月での武道館公演は、ガールズバンドとして史上最速となった。この日、ゲスト出演した2人は「武道館がピンク色でした」とバンドカラーに染まった会場を思い出していた。

2010年の夏に、読者モデルをしていた吉田菫(ボーカル、ギター担当)と、梅村妃奈子がお互いバンド経験者であることが分かり意気投合。やはりバンド経験のある読モ仲間の山内あいなと寒川綾奈(2012年7月31日脱退)に呼びかけてバンドを結成した。当初はクボナオキもギター担当として参加していたが、2012年に脱退して今はマニピュレーターとしてサポートを務めている。

2012年9月13日に正式加入した読モ仲間の黒坂優香子(シンセサイザー・キーボード担当)はピアノを習ったことはあるが、唯一バンド経験なしで入ったメンバーだ。そうした経緯で現在のSilent Sirenに至るのだが、結成した頃には話題づくりで読者モデルを集めたバンドと見られることが多かった。

あいにゃんとひなんちゅは「“読モからオーディションで選んだ”、“事務所が集めた”とかよく言われた」、「“弾いてない”当て振りだろうと言われた」と悔しい思いをした時期を振り返る。しかし、「“男気”のあるメンバーばかりだったので、『あいつら、絶対に見返してやる』と練習した」そうだ。その頑張りによって夢の武道館公演が実現したのである。

今では「バンドが9割」となった彼女たちも、読者モデルの仕事は懐かしさからリラックスできるという。「読モばかりのカフェで働いていたので、その頃のつながりは今も強い」と話しており、当時の仲間とは今も交流があるらしい。

読モ時代から彼女たちを知るファンは、「昔から応援していたので嬉しい」とSilent Sirenの成長を喜んでくれる。また、武道館公演にはAKB48の北原里英やモデルの筧美和子、そして歌手の相川七瀬が来場するなど、ファン層はどんどん広がっている。今後の活躍が楽しみなバンドだ。

※画像は『山内あいな ainayamauchi3131 Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)