エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】蛭子能収、こんなに忙しいのに収入が伴わず。「7~8年前は年収1億円だったのに」

芸能界で再ブレイクを果たした、漫画家の蛭子能収。毎週のようにテレビでその姿を見かけるようになり、週刊誌では人生相談まで受け持っているほどだ。昨年からずっと芸能界の仕事で忙しいのだが、過去の年収を超えることができないのが不思議だ―と、蛭子は首をひねる。

旅番組での自由奔放な言動が人気となり再ブレイク、昨年からテレビやイベントに引っ張りだこの蛭子能収。3月16日もスマートフォン向けゲームアプリのイベントに、ゲームのキャラクターのコスプレで登場。漫画家の傍ら30年以上も芸能活動をしているが、今が一番忙しいという。だが俳優業を中心にCMなどでも活躍していた7~8年前の方が、収入は多かったそうだ。17日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)内で美少女戦士のコスチュームに身を包んだ67歳の蛭子は、「当時は年収1億はもらっていたのに、今はこんなに働いても追いつかない」「ギャラが下がったのか、不思議でたまらない」と愚痴る。

昨年6月からは女性週刊誌の企画で、蛭子の人生相談が始まった。当初は読者の反応が皆無だったそうだが、今では毎週10人以上から相談が届く人気コーナーになっているという。だがどんな悩みでも、“人それぞれ、自分の思うように生きていけば良い”というのが彼の基本。「ハッキリ言って(人生相談は)面倒くさい」と言いながらも、実際に回答した内容は客観的で冷静なアドバイスとなっている。

たとえば「姑は近所では外面が良いが、家では私に厳しく一緒に生活したくない」という相談には、「心の持ちようだと思うんですよね。いっそのこと“早く死んでくれ”と祈ればいいんじゃないですか。そして心の中で優位に立っていれば、いいんですよ」と回答。同番組の火曜レギュラーであるハイヒール・リンゴ(ハイヒール)と、小籔千豊を唸らせていた。蛭子は“伊集院静さんの人生相談をよく読んで、参考にしている”とニヤニヤしていたが、一方で「相手を傷付けない」ことを心掛けているとも話していた。

過去に蛭子の大ファンだというお笑い芸人の田中卓志(アンガールズ)が、漫才ではすべってばかりなのになぜかブレイクしてしまい「面白くないのに人気が先行していく“怖さ”に、毎日夜も眠れない」と彼に相談したことがあった。すると蛭子は「(田中君が悩むほど)世の中の人は田中君のことは見てないよ」とアドバイスした。この言葉に田中は気持ちが楽になり、夜も熟睡できるようになったそうだ。

今の奥様が衣装を選んでくれるそうで、最近の蛭子は明るい色を着用しお洒落である。ただ、あまり垢抜け過ぎてしまうと“蛭子能収”の魅力が半減してしまうかもしれない。

※画像はYouTubeのサムネイル。
(TechinsightJapan編集部 みやび)