エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】原田知世ワールド全開! ビートルズの『夢の人』(I've Just Seen a Face)が“癒し曲”に。

原田知世がビートルズの名曲、『夢の人』(I’ve Just Seen a Face)をカバーした。そのミュージックビデオが公開されたが、若さが弾けるような原曲の雰囲気から一変。春の陽射しを浴びたように癒される作品に仕上がっている。

原田知世が3月18日に発売するカバー・アルバム『恋愛小説』は、『ドント・ノー・ホワイ feat. ジェシー・ハリス』(ノラ・ジョーンズ)や『ラヴ・ミー・テンダー』(エルヴィス・プレスリー)といった洋楽のラブ・ソングの数々を歌った作品だ。

その中からビートルズの『夢の人』(I’ve Just Seen a Face)をカバーしたMVがYouTubeで公開された。『夢の人』はビートルズが1965年に出したアルバム『4人はアイドル』に収録されており、アコースティックギターの軽快なサウンドに乗せて突き進むように歌うポール・マッカートニーのリード・ボーカルが気持ちいい。

しかし、原田知世はその楽曲を彼女のフィルターを通して歌い上げており、MVの映像とあいまって“原田知世ワールド”に引き込まれてしまう。やはり誰しも癒されるのか、動画を視聴した人々からも「これ、いいなぁ~」、「I love this song so much.」などの感想が寄せられた。

世界中から愛されるビートルズの楽曲をカバーするのは勇気がいるものだ。木村カエラが2012年に『Hello Goodbye』をカバーした時には「超えようとすると逆にダサくなっちゃう」とアレンジに悩んだ末、マリンバを加えて斬新な作品に仕上げた経緯を語っている。

原田知世の場合は『夢の人』(I’ve Just Seen a Face)をどういうコンセプトでアレンジしたのか分からないが、彼女らしさを見事に引き出した名カバーと言えるだろう。

※画像はYouTubeのサムネイル。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)