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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】北朝鮮政府、スコットランドでコリアン・レストランの開店に意欲。犬肉メニューも?

北朝鮮は近年、海外でのレストラン事業展開に意欲を燃やしている。お次の目標はどうやらスコットランドだと言われているが、愛犬家が非常に多いイギリス諸国で、犬の肉が提供されることもあるその食文化はどれほど歓迎されるのかと話題を呼んでいる。

父・金正日の時代に中国・上海にオープンした北朝鮮国営レストラン「Okryu-gwan」が好評で、その後ジャカルタ、プノンペン、ホーチミン、ハノイ、ダナン、シェムリアップ、クアラルンプールなど東南アジアの人気の街に店舗を構え、ヨーロッパ各地へも進出しようとしている金正恩第1書記(32)。現在の目標はスコットランドでの開店だと噂されることについて、有名ブログ『North Korea Leadership Watch』を展開するマイケル・マッデン氏は英メディア『dailystar.co.uk』にこう語っている。

「正恩氏はヨーロッパの国々と国交を結びたいのでしょう。スコットランドに特使を送り、ここ数か月にわたり交渉を続けている、そう聞いてもなんら疑問は感じません。彼はスコッチ・ウイスキーをとても気に入っていますからね。」

そのレストラン事業は北朝鮮が国家を挙げて開店を支援しているもので、店側は売り上げの3割を北朝鮮政府に納めることになるが、実際のところは正恩氏の私腹を肥やしているといった批判的な見方もある。ただし犬肉が使用されるメニューもあるため、スコットランドをはじめ飼い犬は家族同様という国においてそうした料理が歓迎される可能性は低いかもしれない。

ちなみに2012年、オランダのアムステルダムにも北朝鮮国営レストランがオープンしたが7か月後に一旦閉店。共同オーナーが変わり、2013年に別の土地に移転したことが伝えられていた。もしもスコットランドでの開店が叶えばヨーロッパでは2店舗目ということになる。

※ 画像はdailystar.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)