海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】小4児童3名、アレルギー物質を使って担任教師を殺そうと計画。(米)

日常生活においてバイオレンスものがあまりにも頻繁に目に入るこの時代、たった1度の説教を理由に子供たちは「先生を殺そう」とまで考えてしまうのか。米ニューヨーク州で小学校4年生、まだ9歳の子供たちが担任教師を殺そうと計画していたことが発覚し、物議を醸している。

米ニューヨーク州北西部のジェネシー郡エルバにある「Elba Elementary School」で、このほど小学4年生の児童3名が担任教師を殺害しようと企てていたことが発覚した。幸い未遂に終わったもののその発想がなんとも恐ろしいとして、PTAおよび教育関係者らを身震いさせている。

郡保安当局が『WBKW News』に明らかにしたところによれば、児童らはこの教師に説教をされた時から恨みを抱くようになっていたもよう。彼らはそんな中で教師が手指消毒剤にアレルギーを持っていることを知った。人によっては一口のピーナッツバターでもショックを起こして死ぬことがあるとアナフィラキシーショックについて学んだことがある彼らは、手指消毒剤を何かに混ぜてその教師を殺そうと計画したという。

これは、通常では少年法に基づき青少年法廷 (Youth court)に書類送検されるようなケースであるが、未遂に終わり誰も身体的被害に遭っていないことから、学校側は「内輪で解決します」として捜査の打ち切りを求めてきたという。米国の教育機関は、基本情報から人種の構成、全米や州の統一テストにおける成績、進学状況などすべてがインターネットで公開され、人々はそれをシビアに評価する。そうしたことからも近年では、隠ぺい体質をみせる教育機関あるいは教育委員会が少なくない。

※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)