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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】高校生物学のプリント例題にPTA激怒。「Aさんの“でかい尻”が娘に遺伝する確率は?」(米)

米ノースカロライナ州のある高校で生徒に手渡された生物学のプリント。しかし教師はその文章問題において、ややふざけすぎてしまったようだ。“でかい尻”などと記し、PTAからは非難が集中している。

テストにおける文章問題というのは、なるべくプレーンな言葉が用いられ要点を端的に伝えることが大切である。だがそれをカジュアルあるいは俗語を並べればよいと勘違いしてしまった教師が、米ノースカロライナ州シャーロットの高校にいた。遺伝を学ぶ中、先週あるプリントにこんな問題が出題されて大きな波紋を呼んでいる。

“LaShamandaさんは、いわゆる優性遺伝による“でかい尻(big bootie)”の持ち主ですが、夫のFontaviusさんのヒップは小さ目です。2人の間にLaPrincessという女の赤ちゃんが生まれました。さて、この子が将来的にママの“big bootie”を継ぐ確率はどれくらいありますか?”

「“big bootie”ですって? 下品だわ。」

「何なの、これ。学校教育で使うべき言葉かしら。」

「人種差別よ。」

これらは、地元メディア『WBTV』の取材にこのプリントを見せられた保護者たちが放った第一声である。人種差別というのは、同じような高脂肪食と運動量であっても脂肪・肥満関連遺伝子(Fat mass and obesity associated=FTO)が絡むため、アフリカ系の女性は圧倒的に太りやすいことを指している。この教師は各保護者あてに謝罪のメールを送ったという。

※ 画像はwbtv.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)