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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】熱いハートの高校生、ガンを患った用務員のため募金活動。1日で80万円も!(米)

幼稚園から高校、大学に至るまで、見えないところで大変お世話になっているのが用務員の皆さんである。校門をくぐると花壇にいつも美しい花が咲いているのは彼らのおかげであり、秋になれば大量の落ち葉と奮闘するその姿を忘れることはない。米ミズーリ州のある高校から、こんなハートウォーミングな話題が飛び込んできた。

米ミズーリ州セントルイスのメディア『KMOX』が、「パークウェイ・ウェスト高校(Parkway West High School)」の生徒たちによる心温まる募金活動と、その達成額がすごいものであることを伝えている。

常に学校の美化に努め、おじいちゃん的存在として親しまれていた用務員のオーリー・カルザースさん(72)がガンであることがわかり、闘病生活に入ることが校内新聞で告げられた。これを読んだ数名が「医療費は大変なものになるだろう。募金を行ってオーリーさんに少しでも恩返しをしよう」と立ち上がり、英語を教えるヴァレリー・タウンゼント教諭がオンライン募金サイト『GoFundMe』にファンドを設定。ランチルーム、職員室、各保護者とその地域、教育関係者はもちろん、同窓会を通じて卒業生にも広く寄付の呼びかけが行われた。

その結果、たった1日でなんと7000ドル(約80万円)もの寄付金が集まったことが翌日に判明した。生徒数名による抜群の行動力と教師のサポート、そして多くの人々が見せた温かいハート。この快挙に学校や地域の人々も「まだまだ捨てたものではない」と大興奮だ。実はオーリーさんの妻も病気で入院中とのこと。そのため募金活動はまだ続けられており、目標は2万ドルだそうだ。

※ 画像はstlouis.cbslocal.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)