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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】除毛剤メーカー、広告にアルカイダ幹部の顔写真を“誤って”使用!(トルコ)

トルコにある除毛剤のメーカーが、よりによって広告にイスラム過激派組織アルカイダの幹部であった男の顔写真を使用。「まさかテロリストだとは知らなかった」との釈明もひんしゅくを買っている。

このほどトルコで、除毛剤などを製造販売している「Epila」という会社が自社製品の宣伝に際し、元アルカイダ幹部で9.11アメリカ同時多発テロ事件の起案容疑を認めているパキスタン出身のハリド・シェイク・モハメド(Khalid Sheikh Mohammed)の逮捕直後の写真を使用し、大ひんしゅくを買ってしまった。

元は大変豊かなアゴ髭の持ち主で、それを取り去っても肩にまで体毛がビッシリというハリドだけに、“無駄な毛を除去してスッキリさせよう!”と謳うのには恰好のモデルであったのだろう。2011年にパキスタンで米軍により殺害されたウサーマ・ビン・ラーディンに比べ、ハリドの逮捕は2003年3月と早く、2006年にはキューバ東南部のグァンタナモ米軍基地に身柄を移されていたこともあり、凶悪テロ犯としてビン・ラーディンほどの知名度はない。それもあってか、Epila社は『Hurriyet Daily News』紙に「テロリストだとは知らなかった」と釈明している。

いずれにせよ、イスラム圏ではアゴ髭は男らしさのシンボル。そのため逮捕から11年を経て、なおもこのような姿が大衆の人々の目に再び晒されることに、ハリドのプライドはずたずたであろう。

※ 画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)