エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】大林素子が舞台女優へと飛躍できたワケ。夢は大河ドラマにミュージカル、東京五輪の実況。

スポーツキャスターから舞台女優まで幅広く活躍する元バレーボール選手の大林素子。彼女がバレーボールを始めたのは小・中学生時代のいじめがきっかけだった。ラジオ番組『Keep on Smiling』に出演した彼女は、舞台女優からさらに大河ドラマ、声優といった夢を語った。スポーツキャスターとしても東京五輪で日本が金メダルを獲得する瞬間を実況するのが目標だという。彼女がいじめられた子ども時代から大きな飛躍を遂げることができたのは、バレーボールを通して学んだあることが支えとなったからだ。

大林素子はバレーボール全日本代表として数々のワールドカップや世界選手権で活躍、オリンピックも3大会に出場した。現在はスポーツキャスターとしてのみならず、タレントや女優として多才ぶりを発揮する。そんな彼女だが、以前インタビューを受けた際に、「小学校6年生で身長が170cmあったため、学校でいじめられていた」ことを明かしている。もともと歌手に憧れていたので、自宅でテレビばかり見ていたという。ある日、アニメ『アタックNo.1』を見て「バレーボールをやればいじめられないのでは」と思い立ち、母親の後押しもあって中学生の時にバレーボールを始める。

FM OSAKAのラジオ番組『Keep on Smiling』の11月2日と9日の放送で大林素子がゲスト出演した。彼女は、子どもの頃から背が高いのがコンプレックスでずっと背中を丸めていたが、バレーボールで自信が持てたという。「努力をすれば絶対にできる」と胸を張れるようになり、“自信は努力から”だと学んだのだ。

2006年頃から舞台にも立つようになり、やがて蜷川幸雄氏が演出する舞台に出演するほどに。大林は蜷川氏に、何度も自分が映ったDVDを送って「舞台に出たい」とアピールし続けたことを明かしている。まさに、努力をすれば思いが実現したということだろう。

2001年には、つんく♂のプロデュースによるアイドルユニット『デカモニ。』として歌手デビューしたこともある大林。今は、アイドルではなくミュージカルで歌うことを夢見て、ボイストレーニングを続けているそうだ。また、歴史好きな“歴女”であり新撰組の熱烈なファンとして知られるだけに、「大河ドラマには出てみたい」と夢は膨らむ。しかし、大河ドラマで新撰組隊士や幕末の志士に女優がキャストされることは難しそうだ。ヒロイン役ということになるだろうか。

また、子ども時代も体格が大きかったので「可愛い服を着たことがなく、今でも可愛いものにすごく憧れる」そうだ。番組のパーソナリティー、人気声優の山寺宏一と2人で“ショートストーリー”の声を演じた彼女は、「声優で可愛い役もいいかな」と意欲を見せる。

ミュージカルに大河ドラマ、声優と夢は尽きないが、現役選手時代はオリンピックでメダルを手にできなかった彼女、「私は自分では取れないので、東京五輪ではスポーツキャスターとして、金メダルを取るところを届けたい」と語っていた。

JOCスポーツ環境アンバサダーも務めている彼女は、11月5日に『大林素子(motoko_pink) ツイッター』で“第10回 JOCスポーツと環境・地域セミナー”にパネラーとして参加したことを伝えている。多忙な大林素子だが、“自信は努力から”の言葉を支えに、夢を1つずつ実現してくれそうだ。

※画像は『twitter.com/motoko_pink』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)