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writer : maki

【エンタがビタミン♪】福岡ソフトバンク・五十嵐投手が選ぶ、「今季のMVP」と「もし女性だったら付き合いたい選手」

日本一に輝いたプロ野球・福岡ソフトバンクホークスの五十嵐亮太投手が、福岡のバラエティ番組に生出演した。日本シリーズで活躍したチームメイトの中から、五十嵐投手が独断でMVPや「脱いだら一番凄い選手」などを選ぶ企画では彼なりの分析や裏話も飛び出して興味深いものとなった。

五十嵐亮太投手といえば、ヤクルトスワローズ時代から“球界のキムタク”と呼ばれ、イケメン投手として人気があった。メジャーリーグのニューヨーク・メッツなどで活躍後、2012年11月16日に福岡ソフトバンクホークスと契約。2014年シーズンもセットアッパーとして日本一に貢献している。

11月2日のFBS福岡放送『ナイトシャッフル』に生出演した五十嵐投手に、内川聖一選手からVTRでメッセージが届いた。内川選手はシーズン中に全員でミーティングする際に、五十嵐投手が中心となって進める姿を目にして「頼もしくて、お兄さん的な存在で見るようになった」と明かしながらも、「今日は生放送で、亮太さんらしい面白いトークを期待しています。僕は、家族とのんびりテレビで亮太さんのイケメンぶりを拝見します」と冷やかした。それに対して五十嵐投手は「内川は野球への入り込み方が凄い」と集中力を評価しつつ、カメラを通して「お兄さんのような存在だと気づくのが遅い!」と突っ込んで周囲を笑わせていた。そんなやりとりからも選手同士の仲の良さが伝わってくる。

この日の企画で、五十嵐投手が独断でチームメイトから“一番”を選ぶこととなり、福岡ソフトバンクホークスの意外な一面が見られることとなる。

“今シーズンのMVP選手”に選ばれたのは中村晃選手。五十嵐投手は「黙々と、あまりしゃべらずに野球をやる彼のスタイルが好き。今シーズンはそれが結果として表れた。野球以外でもそういう部分が見られるので良い」と理由を説明した。

“敵に回したら、最も嫌なバッター”は松田宣浩選手だ。もちろん、五十嵐投手も松田選手と普段から野球の話をするし、試合中に打席から戻ってきて話していることが聞こえてくるが、「何を考えているか読めない。どのボールを待っているのか全く分からない」そうだ。

“ホークスNO.1の宴会男”には森唯斗投手が選ばれた。社会人野球から2013年のドラフトでホークス2位に指名された森投手は今季がルーキーイヤーだった。にもかかわらず「早々と溶け込んできた」と五十嵐投手も感心しており、「凄い勢いで上がってきて今やトップ。もう誰にも抜けない」と彼の宴会での存在感を絶賛した。森唯斗投手は先輩を喜ばせようという気持ちがあり、森福允彦投手などからいじられるキャラなのだ。五十嵐投手は「彼は可愛がられながらも、『先輩もどうですか!』と返して盛り上げる」と、その努力を評価していた。

“もし、五十嵐投手が女性だったら、付き合いたい選手”はデニス・サファテ投手だという。外国人選手には「家族を大事にする」人が多いが、サファテ投手もチームでバーベキューをすれば家族を連れてきたり、試合にはいつも奥さんを連れてくる。千葉でゲームがあった時などは、家族サービスしたらしく「ディズニーランドに行って疲れたよ」と言うので五十嵐投手も驚いた。彼には試合の前日にディズニーランドに行くなど考えられず、「僕には無理なので、やっぱりいいなと思う。付き合ったら大事にしてくれそう」というのが選んだ理由だ。

“脱げば凄い!最もナイスボディーな選手”は柳田悠岐選手。実は「またモテるから選ぶのを迷った」と五十嵐投手が明かすほど人気上昇中だ。五十嵐投手は「脱いだらでかい!筋肉が大きいし、ムキムキしてる」とそのナイスボディーを表現すると、「スイングも、あんなに振り続ける男はなかなかいない。あのカラダで足も速い、もうアスリートです」と熱く語っていた。

最後に“意外に涙もろい、センチメンタルな選手”として選んだのは五十嵐亮太投手自身と捕手の細川亨選手だった。今季で辞任することが分かっていた秋山幸二監督とチームメンバーが食事会を開いた時のこと。五十嵐投手は秋山監督の話を聞いていると「気づいたら、涙をボロボロこぼしながら泣いていた」という。細川選手については触れなかったが、きっと彼もその場で泣いていたのだろう。

工藤公康新監督の話題となり、これまで何度か会話したことがある五十嵐投手は同じチームでもないのに「何でも答えてくれる」とその人柄を語り、「監督となっても、投手との距離を会話によって一気に縮めてくれる人なので、特に投手は嬉しいはず」と期待していた。「常勝チームを作りたい」と燃える工藤新監督と共に、五十嵐投手や個性溢れるチームメイトが来シーズンも大いに活躍してくれそうだ。

※画像はYouTubeのサムネイル。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)