海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】30年間の収監を経て自宅に戻った45歳男、温かく迎えてくれた母親を撲殺。(米)

米ニュージャージー州のある家庭で大変悲惨な殺人事件が起き、人々を震撼させている。第一級殺人罪につき15歳から30年間もの長い期間を刑務所で過ごし、このほどやっと出所した男が自宅で温かく迎えてくれた母親を殺害したのだ。

ニュージャージー州アトランティックシティ警察署は12日未明、母親のグウェンドリンさん(64)を殺害した容疑でスティーヴン・プラットという45歳の息子を逮捕した。スティーヴンは15歳から30年もの年月を檻の中で囚人として過ごし、そのオツトメを終えてやっと母親の待つ自宅に戻ったところであった。なんという恩知らず、懲りもせず大切な人の命までも奪ったその極悪非道な人間性に、近隣住民も身震いしている。

10日に出所して自宅に戻った息子のスティーヴンをグウェンドリンさんは温かく迎えており、11日夜には親類を招いて息子の再スタートを祝うパーティも開いている。しかしその後、スティーヴンの今後の居場所をめぐり2人は口論。人が激しく争っている物音がするとの隣人の通報により警察官が12日未明に駆け付けたが、グウェンドリンさんはすでに死亡。スティーヴンは自分が殴ったことを認め、再び檻の中に戻って行った。情状酌量の余地もない親族殺人を犯したスティーヴンに示された保釈保証金は100万ドル。有罪判決が下れば、この息子が再び檻の外に出るチャンスはもはやあるまい。

スティーヴン容疑者は15歳であった1984年、アパートに友人を連れ込んで大騒ぎし、隣人であるマイケル・アンダーソンさんに注意されて腹を立て、その頭部を金属パイプで殴り拳銃を発砲。第一級殺人罪にて実刑判決を受けていた。

※ 画像はpressofatlanticcity.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)