エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】寺田恵子が“ロックカラオケ”対決で小学生の涙にもらい泣き。「ためらってたけど、やって良かった」

ロックバンド・SHOW-YAのボーカリスト・寺田恵子が、バラエティ番組『関ジャニの仕分け∞』で人気企画のカラオケに挑戦。バンドの持ち歌『限界LOVERS』で臨んだが、小学5年生の女の子に敗れる波乱があった。彼女に「このまま歌ってくれると、次世代のロックシンガーができるので。頑張ってね」と声をかけていた寺田だが、放送後にはブログで本音を明かしている。

関ジャニの仕分け∞』(テレビ朝日系)で10月18日に放送された“カラオケ得点対決 女性ROCKシンガー VS 歌うま小学生 2番勝負”で、実力派の寺田恵子と相川七瀬がそれぞれの持ち歌で小学5年生と対戦した。

先にSHOW-YAの『限界LOVERS』を歌った須磨日和ちゃん(11歳)は、“92.565点”を叩き出した。デビュー当時は珍しかったガールズバンドとしてSHOW-YAが歩む道に迷い、これで売れなければ解散を決意したという楽曲が『限界LOVERS』だ。それだけに「絶対に負けられない」と気合が入る寺田恵子のパフォーマンスは、まさに入魂のROCKだった。

迫力のある歌声に加えて、長髪を振り乱しアクションを入れながらのパフォーマンスに、日和ちゃんも目を見開いて釘付け状態。「スゴイ!」と感動していたようだ。歌い終えて「いつもは後ろで(バンドの)みんながドコダカ、ドコダカやってるので、1人はやっぱり緊張するね。1人は苦手だよ~」と苦笑いする寺田恵子。「自信はないけど、魂込めて歌いました」というその得点は、“90.252点”で40歳も下の小学生に負けてしまう。

彼女はその日の『寺田恵子(SHOW-YA) official ブログ』で「姐さん負けちまったよーーっ」と悔しさを滲ませながら、実はカラオケを歌う上での「高得点を取るための秘策なるものを教えてもらった」ことを明かしている。しかし、「それしちゃうと、姐さんじゃないので ♪ありの~ままの~姿みせたのよ~笑」とROCKの大御所らしく本来のパフォーマンスにこだわったのだ。

また、放送では流れなかったが勝者の日和ちゃんが泣き出したという。寺田は自分が怖いからではないかと焦ったが、日和ちゃんは「ロックを生で見るのが初めてで、本物が見れて嬉しかった」と涙の理由を話したそうだ。その言葉に感激して「こっちまでもらい泣きしそうだったっす」という寺田恵子。実はこの番組に出るのをためらっていたが、日和ちゃんのおかげで「やって良かったと思ったっす」と感謝していた。

次に登場した相川七瀬も舞台裏で寺田恵子を見ており、「寺田さんとはずっと一緒に仕事してるけど、あんなに本気の『限界LOVERS』は最近聴いたことがない」と明かしている。それほど気合の入ったパフォーマンスを目の当たりにしたのだから、感性豊かな日和ちゃんが泣き出したのは無理もないことだ。

相川七瀬は同じavexでレッスンを重ねる中杉天音ちゃん(11歳)と『夢見る少女じゃいられない』を歌って対戦した。「息子より若いavexの後輩に負けるわけにはいかない」と臨んだが、天音ちゃん“90.789点”、相川“90.674点”という僅差で敗れた。番組で「この僅差はボーカリストとして許されない!」と悔しがっていた彼女もまた、『相川七瀬オフィシャルブログ「ヒカリノミ」』で「絶対リベンジしてやるぅ。おばさんがんばるんば」と宣言している。

“カラオケ得点対決”企画ではあるが、歌うま小学生たちが本物のロックシンガーを直接見る貴重な体験ができる場面でもある。彼女たちの世代からも寺田恵子や相川七瀬のように、魂のこもったパフォーマンスを届けられるシンガーが育ってくれることだろう。

※画像は『寺田恵子(SHOW-YA) official ブログ』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)