南米発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【南米発!Breaking News】満127歳と裁判所に認められたメキシコ女性。玄孫はなんと55人!

メキシコの裁判所がこのほど、ハリスコ州に暮らすある高齢女性に127歳という年齢を認めたとして話題を呼んでいる。女性は、幼い頃に覚えた今や誰も知らない歌を口ずさみ、女性戦士として活躍した古い戦争の歴史を語るという。

3年ほど前、『CNNメキシコ』がその存在を伝え、注目の的となっていたレアンドラ・ベセラ・ルンブレラス(Leandra Becerra Lumbreras)さんというメキシコ・ハリスコ州サポパン市在住の超高齢の女性。出生届を紛失してしまったためにギネス世界記録への認定こそ難しいというが、周囲は彼女の「1887年8月31日生まれの127歳」という主張を疑っていない。大変な数のひ孫と玄孫(やしゃご)がいるのだ。

アメリカの有名な軍人であったドワイト・D・アイゼンハワー氏とは3歳違い。同氏が78歳で他界してからすでに50年近くになるが、レアンドラさんはメキシコ革命、第一次および第二次世界大戦を経て、南北アメリカ史を生きて来た女性。「1910年にメキシコ革命が始まった時、私は23歳だった」として、その革命の伝説的な存在といわれている女性戦士“Adelitas”のリーダーとなって戦った、そんな数々のエピソードを口にしてきたという。

レアンドラさんの健康長寿の秘訣は食生活と丈夫な歯。今はチョコレート、豆、トルティーヤ、牛乳を好んでいるそうだ。興味深いところでは、1度寝ると3日間眠りっぱなしになる傾向があるそうだ。残念ながら出生証明書は40年ほど前に紛失してしまったが、このほどタマウリパス州が作成した調査書に基づき、裁判所がレアンドラさんを満127歳と認定したことを『Mexican El Horizonte』紙が伝えている。

心からこれを喜んでいるのが、「レアンドラおばあちゃんは素晴らしい女性戦士。武勇伝をいっぱい聞いてきた」と語る43歳の孫娘ミリアム・アルベアさん。彼女によれば、レアンドラさんの子供は5人で全員がすでに他界。最後の子供の死は2013年、90歳であったというからやはり大変長寿な家系である。現在、孫が20人にひ孫が73人、そして玄孫が55人もいるそうだ。

※ 画像はnypost.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)