海外発!Breaking News

writer : shiina

【海外発!Breaking News】バチカン・枢機卿所有の車中から大量の大麻、コカインを発見。外交官ナンバーを悪用か。(仏)

ありとあらゆる手段を使って輸入あるいは搬送が試みられる麻薬は、時にとんでもない所から発見されることも多い。フランス東部シャンベリで今月14日、コカインと大麻合計4キログラムが押収されたのだが、これらはバチカン市国の外交官ナンバーを掲げる車中から発見されたものであった。

この車の運転手及び同乗者はどちらもイタリア人であったが、バチカン市国の外交官証明書を所持しておらず、不審に思った警察官が車内を調べた。その結果、4キログラムのコカインと200グラムの大麻が見つかり、2人は逮捕された。

後の調べで、この車はバチカン市国のホルヘ・マリア・メヒア枢機卿が所有するものであることが明らかとなった。91歳のメヒア枢機卿は現ローマ教皇フランシスコと同じアルゼンチン出身であり、2003年まで法王庁で司書や資料保管係員などの役職に就いていたが、昨年3月に心臓発作で倒れて以来入院生活の日々が続いているという。

メヒア枢機卿の私設秘書は、定期点検のため数日前にこの2人のイタリア人に車を預けたと話している。だが31歳と40歳の男らは、預かった車を整備工場ではなく、スペインに向かって走らせた。彼らは、外交官ナンバーの車は滅多なことで止められることはないことを知っており、それを悪用しスペインで麻薬を買い付けようとしたのであろうが、帰り道の途中にあっけなく御用となった。

バチカン市国は外交官ナンバーが悪用された今回の事件を受け、この事件にはどのバチカンの職員も関与していないと発表している。

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(TechinsightJapan編集部 椎名智深)