EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】ギネス認定を拒み続けた身長254cmの男性、44歳で静かに逝去。(ウクライナ)

容姿を理由に『ギネス世界記録』に認定されるようなことがあると、その時から人生は激変するもの。世界一の長身と言われながらも人々の注目が集まることを嫌い、静かな人生を選んだウクライナの男性がこのほど44歳の若さで他界した。

このノッポな男性は、ウクライナで獣医をしていたレオニード・スタドニクさん。身長が254cmもある大変なノッポだが、彼の情報を聞きつけた『ギネス世界記録』が幾度か彼に身長測定を提案するも、ずっと拒み続けてきたそうだ。そのスタドニクさんが、医学的な問題によりこのほど44歳で早すぎる死を迎えたことが伝えられている。

スタドニクさんは世間の注目が自分に集まることを嫌い、メディアの取材を受けることがあれば、常に「私にとってこの長身はめでたいどころか、恥ずかしさ、呪わしさ以外の何物でもない。神から罰を受けているような気分になります。服、靴、暮らしのさまざまなものが私のために作られた特大サイズなのです。結婚だって、妻にかける身体的負担を思うとできませんでした。ノーマルな人々がひたすらうらやましいです」と語ってきた。

スタドニクさんは世界のこうした人々と同じように、100万人あたり50人程度が発症すると言われている「先端巨大症(巨人症)」に苦しんでいた。脳下垂体前葉の成長ホルモン分泌腺が腫瘍化し、小児期に成長ホルモンが過剰に産生され、手足、内臓、顔の一部分が異様に発達してしまう。現在、ギネス世界記録が認めている“世界一のノッポ”は、トルコのプロバスケットボール選手として活躍した経歴を持つスルタン・キョセンさん(Sultan Kosen、31)。身長251cmの彼は昨年秋、トルコではかなりの長身と言われる身長173cmの女性と結婚している

※ 画像はmedicaldaily.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)