米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】ワケあり不動産物件を見抜け! 殺人事件・自殺などの過去を教える米WEBサイト

不動産屋でお得な物件を探し当て、引っ越した後で、その家で何十年か前に陰惨な殺人事件が起きていたことを知るのではたまったものではない。米国では今、不動産屋も把握しきれていないその家の“過去”を調べられるWEBサイトが話題を呼んでいる。

こんなにイイ条件でこのお値段は超お得…そんな時にふと頭をよぎるのが、「ワケあり物件ではないか」という疑惑。購入した後でご近所さんに「よくココを買いましたね。以前の住人は、幽霊が出ると怖がって引っ越したんですよ」などと言われるのだけはご免だ。できれば事前に知っておきたいその物件の過去を教えてくれる米国のサイトが話題だ。

サイトの名はズバリ『Diedinhouse.com』。調査依頼の費用は一軒につき12ドルだ。住所を入力することでそこで過去に亡くなった人の情報が提供され、それが病死なのか事件や自殺によるものなのか、ほとんどの場合1980年代にまでさかのぼって回答してくれるという。サイトの創設者であるロイ・コンドリーさんはメディアの取材に、「現在情報を把握できている不動産物件の数は1億1,800万ほど。それは買いたい人・借りたい人ばかりか、不動産業者も知りたい情報なのです。今後もどんどんデータを入手していきます」と語っている。

たとえばミズーリ州在住のカトリーナ・マッグロウさんは、自分の住んでいた家で、ある連続猟奇殺人事件の犯人が拷問を行っていたという事実を『Diedinhouse.com』で知り、青ざめて転居したそうだ。だが「そうした物件とは契約するな、引っ越した方が良いといった指示はしません。契約や解約はあくまでも本人の気持ち次第です」とコンドリーさん。ただし物件についてそうしたマイナスの情報を得た場合は、25%ほどの値引き交渉が叶うはずだとしている。

※ 画像はdiedinhouse.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)