EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】「その名前は著作権侵害にあたる」とパスポートの更新を拒否された女性。(英)

酔った勢いで思いついたような改名であっても、簡単に認可されてしまうことがある欧米。しかしそこには思わぬ落とし穴が。役所は認めてくれても、パスポートの更新でつまずくことがあるのだ。英サウスエンドのパスポートセンターはこのほど…!?

この画像は英メディア『metro.co.uk』が伝えているその記事のスクリーンショット。ロンドン東部のサウスエンド=オン=シーに暮らす29歳のローラ・マシューズさんである。彼女は2008年に新しいミドルネームを役所に正式に認められていたが、7月にアムステルダムへ旅行しようとしてパスポートの更新を行おうとしたところ、なんと「著作権を侵害している」という理由で拒否されてしまったのだ。

納得がいかないローラさん、役所が発行した証明書を手にメディアにさっそく訴えた次第だが、そこに記載されているミドルネームは“Skywalker”。映画『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンで、ちょっと笑えるような改名について友人らとあれこれ話し合いながら決めたという。「銀行口座も運転免許証もすべてその名に変えてもらったのよ」と、とてもその名が気に入っている様子だ。

しかしパスポートセンターは、これを同映画作品の著作権侵害にあたるとして「認めません」と回答。 “おたくの国ではこんなふざけた名前が認められ、パスポートまで発行されるのですか”と、世界各国の入国管理局から良くて嘲笑や批判、悪ければ著作権侵害にあたるのではとの緊急調査が要求される可能性があり、こういう事態は極力避けたいことを説明されると聞き入れるしかなかった。幸いなことに元の名前のままでパスポートの更新が叶ったそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)