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writer : tora

【エンタがビタミン♪】小椋久美子“オグシオペア”の日々を涙で語る。「いいチームだったんですよ」

小椋久美子がテレビ番組に出演し、“オグシオ”ペア時代のターニングポイントを振り返った。小椋は、時折涙を流しながら当時の気持ちを率直に語った。

8月8日深夜放送の『アナザースカイ』に、潮田玲子と共に“オグシオ”の愛称で活躍した元バドミントン選手の小椋久美子が登場した。小椋は番組で、オグシオペアとして初めて国際大会で優勝した地であるスコットランドを訪れた。

アテネオリンピックを翌年に控えた2003年、代表選考中の大事な時期に小椋は左足の小指を疲労骨折してしまう。手術を行って骨折は完治したものの、半年間の安静が必要だったためオグシオペアはオリンピック出場を逃してしまった。

実はこの時、潮田には「ミックス(男女混合)ダブルスでアテネに出場しないか?」との打診があったのだという。番組にVTR出演した潮田本人が、そのことを告白した。

その誘いを断った理由を潮田は「私自身、オリンピックを目指すキッカケはオグッチ(小椋の愛称)と出会ったからというのが根本にあったから」と説明する。また、潮田は高校生の時に初めて小椋とダブルスを組んだ時に「ダブルスって、すごく楽しいんだな」という気持ちになったと笑顔で話し、そんな小椋と一緒にオリンピックに出たいと強く思っていたと当時のことを述懐した。

一方の小椋も、当時を振り返って「(自分を)焦らせるような言葉を(潮田が)一切言わないで、ずっと待っていてくれたんで感謝しかない」としみじみ語った。そんなオグシオペアが2008年の北京オリンピックを目標に再スタートを切るべく出場し、見事優勝を果たしたのがスコットランドでの大会だった。

大会が行われた体育館に足を運んだ小椋は、番組スタッフが用意した当時の試合のDVDをその場で鑑賞する。いろんな思いが込み上げてきて、鑑賞中に思わず涙した小椋はオグシオペアについて「いいチームだったんですよ、ホントに」と素直な思いを口にした。

10年以上も前の出来事をまるで昨日の事のように話す小椋と潮田の姿を見て、ペアで過ごした時間は2人の中に今でも鮮明に残っていることがわかった。
(TechinsightJapan編集部 TORA)