writer : maki

海水浴客が“水着姿で街歩き”について意識調査。ポイントは見た目より行動にアリ?

海水浴客の一部が水着姿のまま海岸に近い街中を散策する事態に地元商店街が困惑しているという。ネットによる意識調査で「水着姿で街を歩く海水浴客をどう思う?」についてアンケート調査を行ったところ様々な意見が寄せられている。これからお盆に向けて海水浴シーズンもピークを迎えるだけに参考にしておきたい情報だ。

神戸・須磨海岸の周辺で海水浴客が水着のまま街を歩くことに地元の商店などが頭を痛めている件がニュースに取り上げられた。それを受けてYahoo!ニュースが「水着姿で街を歩く海水浴客をどう思う?」という設問で意識調査を進めている。まだ途中経過ではあるが、「問題だと思う」の回答が「問題だと思わない」よりも多い状況だ。

■水着姿で街を歩く海水浴客をどう思う?
・「問題だと思う」:54.2%(42,416票)
・「問題だと思わない」:32.8%(25,691票)
・「どちらともいえない」:13.0%(10,201票)

(Yahoo!ニュース 意識調査調べ 対象は78,308人。データは2014年8月11日15時30分時点 実施期間:2014年8月7日~2014年8月17日)

回答者からのコメントは「店内に砂を撒き散らす、濡れた水着で椅子に座る…何しに街中まで入り込むのか分からない」、「非常識そのものだと思う」などの指摘から「全然問題ないでしょ。世界中のビーチやリゾート地でも、上半身裸の水着姿で街を歩く人はたくさんいる…観光立国を目指すなら、その辺もグローバルスタンダードにするべき」という内容まで様々だ。

「問題だと思う」と答えた中には、水着で店舗などに入って砂を落としたり、売り物を濡らしたりする行動を非常識だと捉える人が多いようだ。見た目に関しては「水着で街中を歩く」ことを海外では一般的だと容認する人がいる一方で「日本人ならではの“恥”の文化」にそぐわないと指摘する人もいる。

昨今はこの件の他にも、海水浴場で大音量の音楽を流したり、花火を深夜まで打ち上げたりといった迷惑行為が問題視されている。また、ファッション感覚でタトゥー(刺青)を入れてチラつかせる海水浴客も増えており、子供が泣き出すなどして他の利用客から苦情が増えているという。

今年の夏もこれからお盆にかけて海水浴客がさらに増えるだろう。お互いに気持ちよく楽しめるように配慮したいものだ。

※画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)