エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】『AKBじゃんけん大会』で“予備戦”の厳しさを実感した移籍組。「なんかもう、すごく遠い」

AKB48グループ“第5回じゃんけん大会”の姉妹グループや研究生らによる予備戦が、8月8日に開催された。HKT48・指原莉乃やSKE48・松井玲奈などAKB48と兼任でないメンバーも予備戦からのスタートとなる。昨年まではAKB48としてじゃんけん大会に本戦から参加していた大場美奈もSKE48に完全移籍したことから、今回は予備戦に初めて参戦している。

9月17日に日本武道館で開催されるAKB48グループの“第5回じゃんけん大会”を前に、8月8日、千葉・幕張メッセで予備戦が行われた。SKE48の松井珠理奈はAKB48と兼任なので予備戦は免除となるが、松井玲奈はSKE48と乃木坂46の兼任なので予備戦から参加。Aブロックの決勝まで進みながら敗退となった。また、HKT48の指原莉乃も『AKB48選抜総選挙』では昨年1位、今年2位という位置にありながらHKT48の予備戦からスタートして昨年同様敗退している。

いわゆる“支店”の辛さを思い知ったのが、SKE48の大場美奈だ。AKB48メンバーだった彼女は昨年、2013年4月28日にSKE48との兼任が発表された。ただ、昨年のじゃんけん大会はAKB48と兼任なので本戦から参加しており、ベスト4に勝ち残ってシングル選抜メンバーとなっている。しかし、今年は2月24日の『AKB48グループ大組閣祭り』でSKE48チームKIIに副リーダーとして完全移籍が発表されたため、今年の“第5回じゃんけん大会”は初めて予備戦からのスタートとなった。

彼女は予備戦を終えたその日に、『SKE48オフィシャルブログ』にて予備戦での敗退を伝えると、「初めて予選からだったのですが、なんかもうね、すごく遠い。笑」と明かしている。これまではAKB48として何気なく本戦から出場できたことを、ありがたく感じたという大場美奈。「今までの姉妹グループの子たちで、じゃんけん選抜に入ったことのすごさを実感」したようだ。

今回のAKB48グループ“第5回じゃんけん大会”予備戦で勝ち上がり、本戦に進むことが決定したメンバーは以下のとおり。

SKE48:荒井優希(チームKII)、石田安奈(チームKII)、高木由麻奈(チームKII)、神門沙樹(チームKII)、内山命(チームKII)、高塚夏生(チームKII)、江籠裕奈(チームKII)、加藤智子(チームKII)以上8人。(AKB48と兼任の松井珠理奈、古畑奈和は予備戦免除)

NMB48:薮下柊(チームBII)、渡辺美優紀(チームBII、SKE48兼任)、木下春奈(チームBII)、沖田彩華(チームM)、東由樹(チームM)、石塚朱莉(チームM)、河野早紀(チームN)以上7人。(AKB48と兼任の山本彩、矢倉楓子、渋谷凪咲、小谷里歩は予備戦免除)

HKT48:梅本泉(チームH)、熊沢世莉奈(チームKIV)、植木南央(チームKIV)、松岡菜摘(チームH)、岡田栞奈(チームKIV)以上5人。(AKB48と兼任の兒玉遥、宮脇咲良、朝長美桜は予備戦免除)

AKB48チーム8:行天優莉奈(香川県)、太田奈緒(京都府)、本田仁美(栃木県)以上3人。

AKB48研究生:飯野雅(第15期生)以上1人。

SKE48で本戦に勝ち進んだ8人全員がチームKIIとなっており、チームKII副リーダーの大場美奈も「嬉しい、ふぁいと! 1人でも多く勝ち進んでほしいな」と願っている。

このように、単純に確率だけで割り切れないようなところが“じゃんけん大会”の面白さだろう。2012年の“じゃんけん大会”では島崎遥香が全て“チョキ”を出して優勝。昨年は松井珠理奈が“パー”を出し続けて優勝している。今年はいったい何が起きるのか、9月17日の本戦が楽しみとなってきた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)