EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】7歳女児、広い野原で8mの穴に落下。「友達と一緒でよかった」と母親。(英)

英ダービーでこのほど、友達とともに広い空地で遊んでいた7歳女児が、深さ8メートルもの穴に突然落ちてしまった。幸いにも怪我ですんだが、幼い子を持つ保護者の間で「子供は興味本位でこうした場所に出かけたくなるもの。ただし必ず友達と一緒に行動することが大切」との教訓を残したと話題になっている。

「娘が今、こうして生きていられるのは奇跡です。本当に幸運でした」。そう話すのは英イースト・ミッドランズのダービー在住のジャニーン・ジョーンズさん。娘のデイジー・メイちゃん(7)と並んで立っている広い空地の奥に見える、柵で囲まれた四角い部分(画像はchad.co.ukのスクリーンショット)こそが、深さ8メートル超の穴が開いていた所である。

この空き地で遊んでいて、その穴の存在にまったく気付かずに落下してしまったデイジーちゃん。一緒にいた友達が自宅に駆け込んできて、「突然デイジーがいなくなってしまったの!」と話したことからジャニーンさんは現場に向かったが、草が生い茂るだけで何が起きたのか全く理解できなかったという。ジャニーンさんらは、大声で呼びかけてはデイジーちゃんからの返事がないか耳を澄ます、これを延々と繰り返した結果、直径約1.2メートルの深い穴の奥でつま先から頭まで泥だらけで泣いているデイジーちゃんを発見したのであった。

ジャニーンさんからの要請を受けて救出に向かったのは、建設業を営んでいる近所のゲリー・バーソンさん。彼が持参したハシゴによりデイジーちゃんはやっと地上へ救出された。擦過傷と打撲ですんだことだけは不幸中の幸いだが、ジャニーンさんは「友達と一緒で本当によかった。たったひとりで遊びに出掛けていたらと思うとぞっとします」と話している。また現場には救急車と警察も急行。土地の所有者である石炭業者に連絡してすみやかな善処を求めたが、このたびの穴の原因については不明とのことである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)