エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】“ももち”とハロプロスタッフの確執が発覚。テレビ出演の激減は「今やオススメ商品ではない」ことが理由か?

アイドルグループ・Berryz工房のメンバーの“ももち”こと嗣永桃子が、バラエティ・デビュー時から世話になったハロプロスタッフとある出来事をきっかけに約半年間も口をきいていないという。トークバラエティ『アウト×デラックス』の特別番組で2人が対面して事実が明らかとなった。その男性スタッフは最近、テレビ番組にももちの出演をプッシュしておらず、“オススメ商品”は別にいるとして新しいオススメアイドルを紹介したほどだ。

ハロプロアイドルの中で、一時はモーニング娘。の道重さゆみに迫る勢いでバラエティ番組で活躍していたのが嗣永桃子だ。しかし、ネットでも「最近テレビで“ももち”を見なくなったな~と感じますが?」という書き込みがあるように、彼女の姿をメディアで見かけることが減ったようだ。7月10日に放送された『アウト×デラックスSP 真夏の未解決事件!アウトビリバボー』 (フジテレビ系)でその理由の1つが判明した。

ハロプロスタッフの橘川さんが出演して「ももちとけんかして口をきいていない」ことについて、そうなるまでの経緯を語った。それは、ももちがバラエティ番組に出始める前のこと。番組のディレクターやプロデューサーに「今度うちの事務所からソロでバラエティ・デビューする“ももち”です」と頭を下げて紹介して回ったのが橘川さんなのだ。おかげで「今度、特番やるから試してみるか」という具合に出演につながっていった。

「テレビに出るにはいろいろな話ができないとダメだ」と考えて、彼がももちに命じたのがネタ帳の作成だ。「どんな些細なことでもいいから、毎日起こったことをノートにまとめて俺に見せて! 約束ね!」と説明すると、ももちも「ハイッ」と素直に応じた。そうした努力が実を結んで、彼女は数々のバラエティ番組に引っ張りだこの人気アイドルとなっていく。

だが、今年、2014年1月のことだ。収録を終えたももちを呼び出した橘川さんは「最近、天狗になっていないか!?」と詰め寄った。あの、約束のノートをももちが最近書いていないようなのだ。「書いてます…」と言うが「見せて」と要求すると決まって「今、持ってません」と返すばかりだ。

この日も、気まずそうに「今、持ってません」と答えるももちに耐えかねた橘川さんは「本気じゃないタレントを売り込むのは番組に失礼だ! もういい!」と言い捨ててその場を去った。それ以来、2人はほとんど会話していない。

橘川さんはそんなももちについて「最近は僕からは積極的には売り込んでいない」と言い切る。MCの矢部浩之やマツコ・デラックスから「最近のオススメ商品があるのか?」と聞かれると、一緒に来ていた℃-uteの岡井千聖(20)を紹介した。岡井からも「2人が雰囲気が悪いのは知ってます。ハロー!プロジェクトでは今、有名です」と証言があった。

後からスタジオに顔を見せた当のももちも「橘川さんと面と向かって話すのは…約半年ぶり」と緊張気味に話している。彼女はノートの件について「現在まで2冊提出しています。今、3冊目を作成中って感じですね」と答えたが、マツコから「それ今、持ってる?」と追及されると、やはり「今、持ってません」と答えた。「今日、これがあるって分かってるのに、お前は持ってこなかったのか?」とマツコも呆れた。

ももちが「言い訳になりますが…」とその理由を語るには、今年の春に大学を卒業したので昨年から教育実習や卒論の関係で忙しくノートを書く時間がなかったとのことだ。そのタイミングで1月に橘川さんから呼び出されてあの事件があった。

無表情にももちの話を聞いていた橘川さんが「そもそもが、会社がお願いして大学に行ってもらったわけではないので…」と返したので、マツコさえも「うわ~、怖~い、芸能界」と驚いた。彼は「それで、仕事に支障がでることがどうかと思う」と続けるので矢部が「仕事だけしてくれたらいいんですね」と確認すると「そうですね」とどこまでもドライだ。

ただ、それは橘川さんがまだももちに不信感を持っているから出た言葉のようだ。彼は「ノートの行間とかもすごく空いていて気になる」と指摘しており、ももちが「行間はそこに書き込めるようにわざと空けた。橘川さんにご指導いただいたことを赤ペンで書いたりとか、そいういう余白だった」と説明しても、やはり冷たい視線を向けていた。

ところが、今度はももちから橘川さんへの不満がぶちまけられることとなる。「この際だから本心を話しちゃいなさいよ」とマツコらから後押しされて彼女が明かしたのはメールのやりとりによる問題だった。

「私にもたくさん非はあるので、お怒りメールとかがきて」とももちはその内容を説明した。“本当にすいませんでした”と返すと『すいませんでした? 日本語は“すみません”だろう』とさらに怒られる。他にも“了解でーす”と送れば『“了解?”目上の者に対しては“かしこまりました”か“承知いたしました”だろ!』と細かく指導されるという。

彼女はそれが怖くて、橘川さんにメールを送るときには冒頭に『日本語がおかしかったらすみません』と入れるようになった。最近はメールの着信があると「開けた瞬間に橘川さんだとホントに心臓がびっくりするというか、体に良くないなと思って。橘川さんフォルダを別に作るぐらいになった」とももちが切々と告白すると、矢部が「ももちのメンタルきてるやん!」と橘川さんを注意したほどだ。

そのやりとりを傍らで聞いていた℃-ute・岡井千聖が堪らずに「ハイ!」と入ってきた。橘川さんがオススメアイドルとして連れてきた彼女だが、「私はももちゃん派ですね」と言うのだ。彼女が「その件については橘川さんの態度が優しいメンバーもいるよね?」とハロプロの内部事情に触れると、ももちも「ちょっと、ひいきしがちな…」と本音を明かし「実名出していいやつですか」と確認した。

いきなり形勢が悪くなった橘川さんがシャッターを降ろして「会社的に…」と進行を拒否するが「お前、こんなとこに出てきたんだからしょうがねえだろうよ!」とマツコから押し切られて続行となる。

ももちと岡井から明かされたメンバーは「モー娘。’14だったら工藤遥ちゃん」、「℃-uteだと矢島舞美ちゃん」、「スマイレージだと和田彩花ちゃん」で「それがスリートップ」だという。マツコが「その3人をひいきしたくなるところはどこなのよ?」と追及すると、橘川さんは「ちゃんとした、良い子たちなんですよ。仕事に対しても」と答え、その3人がお気に入りだと認めた。

「絶対、顔だよ~!」「だって、ビジュアルメンバーですもん」とももちが反論すれば、岡井も「けっこう、顔で人気がある子たちなんで。男出てるよ、それは…ダメよねーそういうのは」と訴えた。追い詰められる橘川さんに、矢部が「ルックス良くないですか? 2人は?」とももちと岡井について確認すると、彼は「良かったら、多分、十何年も売れていないわけない」と苦笑する。岡井は「やかましい!」と返したが、ももちは言葉も無くうなだれてしまい、「落ち込むなよ!」と岡井から喝を入れられていた。

今回、思っていることを吐き出したことで、ももちと橘川さんが半年間、口を聞かなかったわだかまりも解消されるだろう。橘川さんがももちをまたバラエティ番組に出演するように推してくれれば彼女の出演する機会も増えそうだ。ただ、新しいオススメアイドルとして橘川さんが期待している℃-ute・岡井千聖との関係に心配が残る。

※画像はYouTubeのスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)