エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】板野友美、AKB卒業後に辛かったことは「ありません」。「ひとつの夢が叶いました」<インタビュー>

「海は大好き! テンション上がっています」。そんな板野友美が7月2日、オープンしたての海の家の一日店長になり、カクテルを作ったり、料理を運んだりして客をもてなした。AKB48を卒業してから約10か月、念願の1stアルバム『S×W×A×G』を同日にリリースした板野にインタビューに応じてもらった。

板野友美が一日店長になったのは、7月1日(火)~8月31日(日)の2か月間限定でオープンする『Ameba海の家』(鎌倉中央海水浴場)。夏本番はまだこれからだが、前日に海開きをし、この日は天気も良く平日でありながら海で遊ぶ人もちらほら見える。

水着の上にTシャツ。海に似合うスタイルの板野友美

また、翌日の7月3日は板野の23歳の誕生日ということで、サプライズで「HAPPY BIRTHDAY Dear Tomomi」という文字やバラの花を彫ったスイカが贈られた。「(このようなプレゼントは)生まれて初めて。食べずに飾りたいです」と顔をほころばせて喜んだ。そんな板野にイベント後、インタビューをお願いした。

スイカの誕生日プレゼントに喜ぶ板野友美

──1stアルバムのリリースと明日のお誕生日、おめでとうございます。
板野:ありがとうございます。

──今回のアルバムを一言で言うと、どのようなアルバムですか?
板野:(アルバムタイトル通り)「S×W×A×G」なアルバムです。(注: swagはスラングで「イケてる、ヤバイ、かっこいい」などの意味とのこと)このアルバムには、これまでのシングルや、カップリング曲、CDにはなっていない配信曲、私が気に入っているEDM系の新曲が収められています。今までの板野友美が詰まっていて盛りだくさんな内容で、ベスト盤とも言えるアルバムです。

──そのEDM系を意識したという新曲は、板野さんの新たな一面が見られるような曲ですね。
板野:新曲4曲にはとてもこだわりがあって、私が好きなEDMサウンドだったり、ヒップホップ調にしたりしました。一番最初の曲作りのところから参加させてもらって、メロディーにも意見を言って、一個一個チェックして最終的なところまで辿り着けたので、時間もかけましたし思い入れが強いです。

──ジャケットもとてもかわいらしいのですが、これは板野さんのアイデアですか?
板野:カラフルなジャケットにしたいこと、大好きなビビッドピンクの色を使いたいこと、それとポップなイメージで…とデザイナーさんに伝えました。ジャケットで着ている服はクールな感じですけど、ポップな色づかいとのギャップがあると面白いかなという話もしました。

──これまで板野さんが作詞した曲も収録されていますが、作詞はどのようになさったのですか。
板野:(先に作られた)曲を聴いて、歌詞が思い浮かぶタイプです。思いついた言葉をノートにメモ書きをしているので、たとえば、ここの5文字が思い浮かばないというときは、そのノートを見ることもあります。(歌詞の内容が)実体験か空想かと言えば、空想でもどこかに自分の気持ちを入れたいですし、すべて実体験というのもないので、その間なのかなと思いますね。

──これからツアーも始まりますね。どのようなライブになりそうですか。
板野:そうですね。このアルバムを背負ってのツアーになりますが、アルバムの中の曲が同じような曲ばかりではないので、いろいろな私が見せられたらいいなと。かわいらしい私だったり、強めな私だったり、今までの私だったり、今後の私だったり。ダンスもガッツリ踊れたらいいなと思いますね。

──AKB48時代にもすでに歌でソロ活動もされていましたが、卒業後の活動とは何か違いがありますか。
板野:全然違いますね。費やせる時間が違います。AKB時代は1年に1、2回しかシングルが出せなかったり、ミニイベントのリハーサルもあまりできなかったり。やりたいんだけど思うままにできなくて、いつもどこかで妥協したり後悔が残っちゃっていたんです。もっと本格的にやりたかったなとか、もっと練習したかったなとか思っていました。でも今回はツアーもイベントもちゃんとリハーサルができて、自分が納得してからファンの方に公開できるのがすごく嬉しいですし、成長につながるのではないかなと思います。

──では、AKB48を卒業してから、一番嬉しかったこと、辛かったことを教えてください。
板野:一番嬉しかったのは、やはりこのアルバムを発売したことですね。ひとつの夢だったので、それが叶えられたことは嬉しいです。ツアーもずっとやりたかったことなので、それをこれから経験できることが嬉しいです。辛かったことは、(少し考えてから)ないです。

──最近ハマっていることはありますか?
板野:英語の勉強と読書です。英語はどこでも一番使える言葉だと思うので。レッスンも受けてますし、最近は自分でもずっと英語を聴くようにしています。

──今後のご活躍を楽しみにしています。今日はありがとうございました。

AKB48を卒業してからのこの10か月、「辛かったことはない」とキッパリ言い切った姿が印象的だった板野。AKB時代に思う存分、ソロとしての歌手活動に時間をかけられずに溜まっていたフラストレーションを、卒業後は夢に向かって日々邁進することで解消してきたのだろう。常に努力家でストイック、妥協せずに最高のものをファンに届けたい―そんな真摯な板野を感じたインタビューであった。

■板野友美 ライブツアー『Tomomi Itano Live Tour~S×W×A×G~』
2014年8月1日(金)愛知県 DIAMOND HALL
2014年8月6日(水)宮城県 Rensa
2014年8月30日(土)福岡県 DRUM LOGOS
2014年9月13日(土)大阪府 DOJIMA RIVER FORUM
2014年9月15日(月・祝)東京都 Zepp Tokyo

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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