エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】大島優子が“最後に大粒の涙”。テレビでは映らなかった峯岸みなみのメッセージ。

AKB48劇場で額に入った写真を外す儀式を終えた大島優子。その後に再び卒業公演のステージに戻ると、高橋みなみの配慮で峯岸みなみがメッセージを伝えることとなった。泣きじゃくりながらも峯岸が語ったのは、大島優子との思い出の数々だった。AKB48での8年間が頭に浮かんだのだろうか、大島の目からは大粒の涙がこぼれた。

6月9日に秋葉原のAKB48劇場で行われた大島優子の卒業公演は、テレビ番組でも生中継された。ステージに上がったメンバーのうち宮澤佐江や高橋みなみらが大島へメッセージを伝えたが、峯岸みなみは後列からそれを聞いていた。

彼女が公演終了後に『峯岸みなみ Google+』で、「優子ほんとにおつかれさま。時間の都合もあり、私は優子へのメッセージが言えませんでした」といきさつを明かしている。テレビ生放送による時間的な理由で、メッセージを伝える予定だった峯岸の出番が無くなったらしい。

「なのに、さっしーがまず気付いてくれて、ゆきりんとはるなが慰めて励ましてくれて、たかみなが呼びかけてくれて、メンバーとファンのみなさんが見守ってくれて。最後に、優子が『言ってよー』って言ってくれて散々考えてた、ありったけの想いを話すことができました」という。

大島優子がAKB48劇場にかけられた額に入った写真を外す光景がテレビでも放送されたが、その後メンバーは再びステージに戻って、予定していたパフォーマンスが全て終わってからのことだ。ネットによる中継では、峯岸みなみのメッセージも配信された。

高橋みなみが、「峯岸がしゃべりたそうだ」と振ると、「みいちゃんからの一言がなかったなと思った」と大島優子も気にしていた。その時点で、峯岸みなみは感極まって泣きじゃくり小嶋陽菜と柏木由紀から支えられている状態だ。

それを見てたかみなが「久しぶりにでました! だだっこ、峯岸。8年前の再来ですね」と呆れると、峯岸は涙ながらに「いっぱい考えて、ぎりぎりまで自分の心の中で言ったんだけど。もう、言わないとなってから忘れちゃった」となんとか口を開く。

たかみなが観客席に向かって「すみません、もっとたくさん言う人がいたんですけど尺の事情で…」とメッセージを伝える時間が無かったことを説明すると、大島優子が「だから、ほら、今は生放送も関係ないから言ってよ!」と催促して峯岸も意を決したようだ。

「皆さん、電車は大丈夫ですか?」と観客の都合を気遣いながら、峯岸みなみが大島優子に向けて伝えたメッセージは次のようなものだった。

「優子卒業おめでとう。

私は、いつも何ごとにも全力で取り組む優子の姿を尊敬していたし凄く勇気をもらった。リハーサルでも、優子が手を抜いて踊っているところを見たことがない。

握手会ではいつでも優子には一番長い列ができていて、メンバーといつも一緒に帰れないのに。(私が)帰る時にチラッとのぞくと、優子はいつも笑顔を絶やさずにほんとにたくさんの人に元気を届けていたし…。

アンケートもいつもびっしり書くし、女優志望なのに本気の変顔を恥ずかしげもなくできるところも凄く好きです。

メンバーの誕生日とかお仕事以外の時もいつも全力で楽しんでくれる優子がいたから凄く盛り上がったし。ハロウィンでは誰よりもガチな仮装してくるし。花火大会ではなぜか浴衣の下に水着を着てくるし…。

紅白のカウントダウンの瞬間の楽屋では『絶対! 全裸になる!』って決めたのに。スタッフさんに止められてホントにすごい怒っていた優子が忘れられません! 優子といるといつも楽しかったです。

悩みをメールするといつも長文で返してくれて、私が辛くて眠れない時には明け方、外に出ようってお散歩に連れていってくれたり。2人でAKBのDVDを見ていたら朝になってしまったことも思い出です。

優子が今まで見たこともないくらい落ち込んで元気が無い時期があって、凄く心配していて。でも、メールをしても『そっとしておいてくれるとうれしい』と返ってきて、どんなわがまま言われるよりも、自分が何もできないことが一番辛かったです。

卒業したら辛いことも悲しいこともたくさんあると思うけど、私たちはいつでも駆けつける準備ができているので。もう、絶対にそっとしておくつもりはないです。だから、いつでも頼ってください。

今度こそは、優子の本当にやりたいことを全力でやる姿を、見守っているし。優子もAKBを見守っていてください。

本当に卒業おめでとう。」

峯岸の言葉を聞きながら大島は泣き笑いだったが、特に大粒の涙を流したのが「『絶対! 全裸になる!』って決めたのに。スタッフさんに止められた」のくだりだった。

たかみなも「ガハハハ! 何をしようとしてるんや?」と呆れていたが、大島の目からは大粒の涙がこぼれ落ちていたのだ。よほど強烈な思い出だったのだろう。

そんな峯岸に「ありがとうーっ!」と感謝した大島優子。「たかみなと違っていっぱい思い出あるね」と、たかみながメッセージで「優子との思い出はひとつだけ」と言ったことを突っ込む。

「おいこらっ! これから(思い出を)作ろうって言うてるやん? 親友になろうって言うたやん!?」とたかみなが言い返すと、「(親友になるのは)イヤだって言ったじゃん!」と大島から再び断られてしまう。

大島優子は、これからしばらく見ることもないであろう劇場を見回しながら、「たまに遊びに来たいし、今までの卒業生よりも一番、AKB48の近くにいたい」と宣言。後方で聞いていた野呂佳代ら卒業生の面々を振り返って微笑んだ。

最初はAKB48が嫌いだったという大島は「好きになっちゃったからしょうがないね!」とコメントしたが、それはメンバーやファンそして劇場に語りかけるようにも思えた。

※画像は『峯岸みなみ Google+』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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