EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】なんとハムスター・サイズの鹿。世界最小の「ジャワマメジカ」がスペインで誕生。<動画あり>

「小鹿のバンビ」は可愛い。だがそれどころの話ではなくなってしまった。スペインでこのほど極めて小さな種類の鹿が誕生し、ハムスターほどの体があまりにも可愛いと人々の話題をさらっている。

こちらの画像は27日、『The Golden Phoenix』さんが“Hamster-sized deer born in Spain”というタイトルでYouTubeに投稿した動画のスクリーンショット。今月の9日、スペイン南部のマラガ近郊にある、『ビオパルク・フエンヒロラ(Bioparc Fuengirola)』という自然動植物公園で、ヨーロッパ全体で43匹目という「ジャワマメジカ」の赤ちゃんが体重約100gで誕生した。

見かけは鹿そのものだが、そのサイズはあまりにも小さい。この動物は偶蹄目・マメジカ科の「ジャワマメジカ(あるいはネズミジカ)」といい、見かけは鹿そのものだが成長しても体長30~48cm、体重2kg前後とウサギ程度にしかならない。手乗りサイズの鹿として日本の「上野動物園」でも人気だが、本来の生息地である東南アジアの熱帯雨林やマングローブの減少により絶滅の危機にあるそうだ。

園はAPF通信社に「ぐんぐん成長しています。性別はじきに判明するでしょう。命名はその後になります」などと話している。母ジカは2007年から園におり、父ジカは昨年フランスから譲られたそうだ。まだ自力で乳を飲むことができず、飼育員の手により大切に育てられているとのこと。この映像は母ジカと一緒のもの。周囲の葉と比較すると、母ジカですら実に可愛いサイズであることがよく分かる。

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)