エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】加山雄三×キヨサクのボーカルが熱い“THE King ALL STARS”。ライブゲストにクレイジーケンバンドが決定。

加山雄三がロックフェスで共演のミュージシャンたちと結成したロックバンド・THE King ALL STARSの動きが加速してきた。インディーズデビューシングル『未来の水平線』のリリースを前に、4月9日から着うた配信をスタート。渋谷の街でMVを放映する計画も進行中だ。さらに、8月14日に開催するライブのスペシャルゲストにはクレイジーケンバンドが決定した。

THE King ALL STARSは加山雄三(76)とMONGOL800のキヨサク(33)がツインボーカルをとる他、佐藤タイジ(シアターブルック)、名越由貴夫(Co/SS/gZ)、古市コータロー(THE COLLECTORS)、ウエノコウジ(the HIATUS)、武藤昭平(勝手にしやがれ)、高野勲、山本健太、タブゾンビ(SOIL&“PIMP”SESSIONS)、スチャダラパーといったミュージシャンが参加するバンドだ。キーボードの山本健太(29)と加山雄三との年齢差は47歳となる。

昨年の4月に宮城・川崎町で行われた“ARABAKI ROCK FEST.”で加山雄三が佐藤タイジ(47)ら若手ミュージシャンと“加山雄三&ARABAKI YOUNG KING BAND”を組んだのがきっかけとなり、THE King ALL STARSが結成された。2014年4月16日にはインディーズからデビューシングル『未来の水平線』をリリースする。表題曲は佐藤タイジが作詞・作曲したもので従来の“加山雄三”のイメージを良い意味で破壊した作品だ。

佐藤は『佐藤タイジ プロジェクト(_theatrebrook_) ツイッター』で、「伝説的大先輩“加山雄三”の歌を作詞作曲するとは予想だにしていませんでした。とても素晴らしい経験でした」とその件についてコメントしている。さらに「バンドは気心の知れた仲間たち、もちろん雰囲気はサイコ―。この夏、このバンドであちこちに行って演奏するのが楽しみです」とつぶやいており、シングルリリースがゴールではなくライブで感動を届けることこそ目的のようだ。

THE King ALL STARSのデビュー曲『未来の水平線』は4月16日リリースを前に、着うたが4月9日(水)レコチョクにて配信スタートされる。また、4月21日から27日までの期間限定で、シブヤテレビジョンでMVを放映するという。この気合の入り方からも加山雄三をフィーチャーした一過性のバンドでは終わりそうにない予感だ。

ライブも、バンド結成のきっかけとなったロックフェス“ARABAKI ROCK FEST.14”(宮城県みちのく公園北地区 エコキャンプみちのく)の4月27日(日)に出演。また、5月24日(土)・25日(日)の2日間にわたって赤レンガ地区野外特設会場(神奈川県)で開催される“GREENROOM FESTIVAL ’14”にも出演することが決まっている。

そして、8月14日にはEX THEATER ROPPONGIにて『THE King ALL STARS LIVE “未来の水平線”』も決定しており、スペシャルゲストとしてクレイジーケンバンドの参戦も発表された。

佐藤タイジが「この夏、このバンドであちこちに行って演奏するのが楽しみ」というだけあり、現時点でこの活発な動きだ。今年はTHE King ALL STARSから目が離せない。

※画像はYouTubeのスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)