ガールズロックバンド・SCANDALでドラムを担当するRINAはこれまでも「天狗を見たことがある」と公言していたが、バラエティ番組『王様のブランチ』でついにその詳細を明かした。他のメンバーも「一応信じている」というほど、彼女はその体験をありありと語っている。

2006年に結成したSCANDALは、HARUNA（ボーカル・ギター）、MAMI（ギター・コーラス）、TOMOMI（ベース・コーラス）、RINA（ドラムス・コーラス）で2008年にいきなり全米ツアーを敢行。彼女たちが女子高生の制服姿でロックをかき鳴らす映像が海外でも話題となった。

今では制服を脱いで、髪も染めてすっかり女性らしいロックバンドとなったSCANDALが、3月29日の『王様のブランチ』に出演。お笑いトリオのパンサーとロケを行い、憧れだったという屋形船を楽しみながら貴重なエピソードを語ってくれた。

メンバー4人のうちTOMOMIをのぞく3人は霊感が強いという。中でも不思議な体験が多いというRINAが、「一番はっきり見たのは天狗」と切り出した。彼女は“天狗目撃事件”についてこれまでも口にしているが、「天狗を見たことがある」というだけで詳細を語ることはあまりなかったのだ。

RINAが幼稚園の時に、家の前にビニールプールを出して遊ぼうとしていたというから季節は夏だろう。彼女は「水がたまったかな」と確認するため1人で外に出て行ったところ、「（天狗が）いたんです」と証言した。

パンサーから大きさを聞かれると「（身長は）2メーターくらい」と答えたRINA。さらに「赤いお面をつけていたので、下がどんな顔なのか分からない」と言い出した。パンサーから「お面なの？　それはお父さんとかじゃないの？」と確認されると、「違います、違います！」と真剣に否定していた。そんな彼女の話を他のメンバーも真面目に聞いており、「一応信じています」という。

さらに、パンサー尾形が「俺も巨大トンボに連れ去られそうになったことがある」とウソっぽく語ると、RINAは「メチャ信じます！」と共感するのだ。「私も、メチャ大きな蜂を見ましたもん」と今度は蜂の目撃談を話し始めた。

「熱がある時に布団で寝ていたら、ベランダからこんな蜂が入ってきて！」と彼女が手で示したサイズは40cmくらいありそうだった。しかし、パンサーからは「熱があるって言っちゃってるし…」と相手にされなかった。

SCANDALは昨年、インディーズ時代からの夢だった大阪城ホールでのワンマンライブを実現させた。今年は2回目となる大阪城ホール、そして横浜アリーナでの2DAYSライブも開催する。4月23日にはニューシングル『Departure』のリリースも決定している。

アイドルのようなルックスに不思議ちゃん的な魅力もありながら、ライブで鍛えた骨太なバンドサウンドとのギャップこそがSCANDALの魅力だろう。

※画像はYouTubeのスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）