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writer : tora

【エンタがビタミン♪】土田晃之、『竜兵会』誕生のきっかけを証言。本当は『笑瓶会』だった!?

ダチョウ倶楽部の上島竜兵を筆頭に、肥後克広、土田晃之、有吉弘行、劇団ひとり、カンニング竹山などそうそうたるメンバーが「在籍」する『竜兵会』。その『竜兵会』誕生のきっかけを同会メンバーの土田晃之が語った。それは、所属事務所の芸人たちが一堂に集まったバラエティ番組の中で起こった“ある事件”がカギとなっているのだという。

4月18日に放送された『竜兵会のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)において、ダチョウ倶楽部の上島竜兵、肥後克広とデンジャラス・安田和博と土田晃之の4人が『竜兵会』結成秘話を明かした。

『竜兵会』結成のきっかけは、日本テレビで放送されていた『THE夜もヒッパレ』に(『太田プロダクション』の有志を集めた)「太田プロオールスターズ」として出演した時であると土田が語る。土田は続けて「最初に『夜のヒッパレ』出た時に、ひょっとしたら『竜兵会』じゃなかったかもしれないという大事件があったんですよね」と話し、その時に起きた“あるエピソード”について説明した。

『夜もヒッパレ』に初めてゲスト出演した際、「太田プロオールスターズ」のメンバーで一番の先輩は笑福亭笑瓶だった。本番中に笑瓶が「笑瓶ちゃん」と言いながら、掛けているメガネをずらす“持ちギャグ”を披露する場面があったそう。しかし(緊張していたせいか)笑瓶が“メガネを(耳の)奥(の方)に入れ過ぎていた”ため、「笑瓶ちゃん」と言った後に「(笑瓶さんの)メガネが1ミリも動かなかった」のだと土田は笑いながら述懐した。それを本番中に3回繰り返した結果、笑瓶がちょっと“スベった”様な感じになってしまったという。

そうこうするうちに番組は終了。めったにない先輩・後輩との交流が出来たことから笑瓶以外の出演者たちは「楽しかったね。じゃあ(せっかくだからみんなで)飲みに行こうか?」と盛り上がっていた。その流れで誰かが「笑瓶さんも(一緒に飲みに)行きましょうよ」と誘ったところ、笑瓶はスベったことを気にしていたのだろうか、「ワシは、ええわ」とだけ言って誘いを断った。その時に笑瓶以外の「太田プロオールスターズ」メンバーで行われた飲み会が、のちの『竜兵会』結成へとつながったというのだ。

このエピソードを振り返って「あの時、笑瓶さんがもしウケてたら(笑瓶さんも飲み会に)『行こう』ってなって、(その結果)『笑瓶会』になってたかもしれないですよ」と土田が語ると、肥後も笑いながら「(その可能性は十分に)ありえる、ありえる」と同意した。今は多くの人が知るところとなった『竜兵会』。その誕生には、笑福亭笑瓶の“少し切なくも笑える”エピソードがあったのだ。
(TechinsightJapan編集部 TORA)