エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ダークシルク『EMPIRE-エンパイア』が今夏上陸。舞台から1mのサーカス「ありえないほど近い!」

サーカス・エンタテインメント『EMPIRE-エンパイア』が2014年夏、ついに日本初上陸する。わずか1mの至近距離で世界屈指のパフォーマーがシルク・アクトを次々披露するエンタテインメント・ショー。第1弾『LENOIR ルノア』が日本でも話題となったダークシルクが、新たなサーカス・エンタテインメントで魅了する。

ダークシルクは、最前列からわずか1mにある円形ステージ上で繰り広げられるセクシーで洗練されたパフォーマンスが特徴で、今までのシルクのイメージを覆す“禁断のサーカス”をプロデュースしてきた。

その第2弾として新たなダークシルク『EMPIRE-エンパイア』がこの夏に日本で開催される。本公演は、ラスベガスの最高級ホテル“シーザースパレス”のオフィシャル・サーカス・エンタテインメント『Absinthe(アブサン)』をプロデュースしたSPIEGELWORLD(スピーゲルワールド)の最新作サーカスである。2012年にマンハッタンで初演され、現在も全世界をツアー中だ。

たとえば、朝日放送『KAMIWAZA2013』で優勝した、日本でもおなじみのマディール・リゴロの系譜を辿る究極のバランスアクトが目の前で観られる。

メメット・ベルジン・リゴロによる“サンドロン バランスアクト”は、1枚の羽から1本ずつサンドロンという木の枝を組み合わせ、巨大な生物の骨格を思い浮かべさせるほど巨大な造形物に仕立てていく。そこには、ただひとつ「バランス」があるのみ。わずか1グラムの羽根を取ると、全てが崩れ去ってしまう。極めて「静」となるその緊張感は、観客に息をすることすら遠慮させてしまうほどだ。

さらに、世界で活躍する日本人ラートパフォーマー・吉川泰昭の究極の技を目の前で観ることは、日本の観客には一際貴重な経験となるだろう。

ラート世界選手権・シングルウィール世界選手権の優勝者として、『EMPIRE-エンパイア』でも重要な役割を担う吉川泰昭のパフーマンス“シアウィール・ラート”。彼は、直径わずか50cmから2mまでのシアウィール、そして狭い舞台でラートすら操る世界でも例を見ない世界で指折りの存在なのだ。高速スピン、輪の中で身体全身を支える超絶技は、熟練パフォーマーのみが到達する厳選アクトとなる。

彼らも含めたキャストは総勢16名。美男美女で構成された舞台では鍛え上げられた肉体美にセクシーな衣裳が映える。客席にもセクシーな衣裳のパフォーマーが遊びに来て目のやり場に困ることもあるので心の準備を。

アクロバットは観客席に飛び出てくることもあり、舞台から溢れる臨場感を堪能できる。また、生演奏、笑いとパフォーマンスが融合した最高級の総合エンタメショーが繰り広げられるので緊張ばかりではない。公演中は、撮影・録画OK(※フラッシュ撮影禁止)というのも嬉しい。

SPIEGELWORLD PRESENTS 『EMPIRE-エンパイア』の公演日程は2014年7月18日(金)~2014年9月15日(月・祝)。詳細は公式HP(http://www.darkcirque.com/empire)にて。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)