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writer : maki

【エンタがビタミン♪】AKB48・峯岸みなみが1期生3人の卒業時期に言及。「たかみなより先に卒業したい」

AKB48の峯岸みなみが、レギュラー番組『AKB子兎道場』の最終回でグループへの思いや卒業について語った。現在、AKB48に在籍する1期生は峯岸と高橋みなみ、小嶋陽菜の3人だけだ。卒業についてプランは立てていると明かす峯岸は、高橋や小嶋の卒業時期も勝手ながら予想しているという。

AKB48の2期生でエース的存在の大島優子の卒業公演が6月2日に開催される。3月30日の『AKB48国立競技場コンサート』が悪天候で中止となり、予定されていた大島の卒業セレモニーも延期となった。秋葉原AKB48劇場での卒業公演に影響が出る可能性もあるが、その日は確実にやってくる。

2005年12月8日にAKB48劇場でデビュー公演の舞台に立った1期生で、残っているのは総監督の高橋みなみと小嶋陽菜、峯岸みなみの3人。ユニット・ノースリーブスのメンバーだ。

その1人、峯岸みなみは、2012年12月7日からスタートしたバラエティ『AKB子兎道場』で総合演出のテリー伊藤と共に初期のメインMCを務めた。2013年1月31日にスキャンダルが報じられた彼女は、その後研究生となり同番組への出演も少なくなっていた。

そんな『AKB子兎道場』が、今年の3月28日に最終回を迎えた。最後の放送ではテリー伊藤からのVTRでの質問に峯岸みなみが答える流れで、彼女も真剣に本音を語っている。

峯岸はそれまでアイドルに抱いていた“歌って踊って、可愛くて、元気で”というイメージが、AKB48に入って変わったという。「凄く泣いたり、大変な思いをして全部曝け出したり」と舞台裏では彼女自身が体験したことや、仲間の姿を目の当たりにしたからだ。

「私みたいなのとか、さっしーみたいなのとかいる。でも、ぱるるとかまゆゆがいて、ゆきりんがいて…」とスキャンダルを経験した者も、清純派も同じAKB48というアイドルグループで活動するのが現実だ。「自分の中でもアイドルの定義がわからない部分が多い。でも、自分にも『みーちゃんが私にとってのアイドルです』って言ってくれる人がいるんですよ。だから、その人にとってのアイドルであればいいのかなって思う」と答えている。

彼女が前述のデビュー公演の舞台に立った頃には、実質の観客が7名ということもあった。「昔は誰にも知られてなくて、なんにも確立してなくて、本当に1つ1つが死ぬほど嬉しかった」、「AKBで番組に出られることとか、劇場が初めて満員になったり、初めてファンレターもらえたりとか1つ1つのことに感動があった」と明かす峯岸に、他の初期メンバーも共感するだろう。

それゆえに峯岸は「今は恵まれすぎて、1つ1つへの感謝とか熱量が減っちゃったなと感じる。逆に今のAKB48のいいところはみんなに知られていること」と昔と今の違いを語る。今のAKB48にとって「私たち(1期生)がいるとたぶん怖くてうるさいから気をつかわれる」と胸のうちを明かしており、「ぱるる(島崎遥香)やまゆゆ(渡辺麻友)、じゅりな(松井珠理奈)、ゆいちゃん(横山由依)とかに引っ張ってもらえるのが凄く楽しみ」と次世代に期待しているのだ。

そうした実感がある中で、やはり卒業については考えている。「秋元先生に相談とかはしていないけど、自分の中ではここら辺かなというのは決めています」と卒業時期にも触れた。さらに「陽菜はたぶん今年いっぱいはいないのではないかという気がする」と、小嶋陽菜の年内卒業を予想した。また「たかみなは10周年まではいるんじゃないかな」とも語っている。

実は、その高橋みなみへの思いが峯岸自身の卒業に影響するのだ。彼女は「ホントにいろいろ背負ってきた人なので、ある意味“バツイチ”の私と一緒に卒業するのではなくて、たかみなは10周年とともにみんなから盛大に祝福されて欲しい」と願う。だが、先に小嶋や峯岸が卒業すると1期生1人となった高橋はきっと寂しがる。「たかみなが精神的に辛いと思うので、私がそのちょっと前にすっと卒業できたらなというプランがあります」という。

峯岸は、そうしたプランどおりに卒業するとしても「AKBがもし将来的に無くなっても、峯岸みなみとして芸能界には残っていきたい。何か1つ大きなことを成し遂げたい」と先を考えている。また「バラエティもたくさん出られたらいいけど、暴露話とかAKBの悪口みたいのは言わない」と言い切っていた。

※画像は『小嶋陽菜 nyanchan22 Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)