EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】ベーコン・サンドイッチに真っ先に手を出し、父親にナイフで刺された15歳息子。(スコットランド)

このほどスコットランドで49歳の父親が15歳の息子を刺し、刑務所行きとなった。発端はなんと食卓のサンドイッチ。来客中だというのに、とんだDV事件が繰り広げられたのであった。

スコットランドのグラスゴーでこのほど、ベーコン入りのサンドイッチをめぐり親子が激しく衝突。ジョン・レノックスという49歳の父親が、誰よりも先にそれを食べようとしたのがいけないとして、息子のブレンダン君(15)を刺して逮捕された。8年の実刑判決が下り、すでに刑務所に収監されている。

スコットランドの『Daily Record』紙によれば、事件はこのようにして起きた。その日、複数の客があったレノックス家の食卓には、母親のダヴィーナさん手作りのサンドイッチが並べられた。「お前が一番に食べたのか!」と怒り出した父親と口論になったブレンダン君は、キッチンのダヴィーナさんのところに来て、「最初に食べたのは僕じゃない!」と叫びながら主張。バタンと激しく閉めた扉がダヴィーナさんにぶつかった。これに気づいた父ジョンとブレンダン君の間で衝突は激化し、父はナイフを手に息子を2度も刺した。傷の一つは心臓に達するほどで、奇跡的に命は助かったが大変な出血があったそうだ。

グラスゴー高等裁判所では、検察官のスティーヴン・マッコイ氏に促されると「ベーコン・ロール・サンドイッチが理由で、父親に2度も刺されました」と証言したブレンダン君。すると父親は陪審員に向かって「皆さん、それを聞いてどんな気分ですか?」と尋ね、さらに「私が本当に刺したかったのは自分、あるいはその時にいた客の1人でした」と語っている。また刺した後は、息子ともみ合う中でぶつかって倒したテレビを直そうとするなど、この父の行動には理解しがたい点も多々あるという。

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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)